日本管材センター株式会社

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豆知識

No.116

夏の外出を安心・快適に
クーリングシェルター/クールシェアスポット

管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。

夏の気温は年々上昇し、屋外での活動に危険が伴うようになりました。
今回は、熱中症対策のひとつとして本格的に普及してきている取り組み「クーリングシェルター」「クールシェアスポット」をご紹介します。

クーリングシェルターとは

「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」とは、熱中症対策を強化するため2024年4月1日から施行された改正気候変動適応法に基づき、屋外の危険な暑さから避難できる場所として自治体によって指定された施設です。適当な冷房設備が整っていること、熱中症特別警戒アラートが発表されたときは利用者や近隣住民に開放できること等の要件を満たす必要があります。
環境省の熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php)によると、クーリングシェルターを指定済みの市区町村数は全国1,240(2026年6月5日現在)となっています。

<施設例>
・役所/集会所
・区民/市民センター
・図書館/科学館/児童館
・薬局/スーパー/コンビニ
・商業ビル/百貨店
 など



画像:環境省熱中症予防情報サイトより

クールシェアスポットとは

一般的に夏の省エネを目的として家庭でのエアコンの使い方を見直し、ひとつの場所で涼しさを分かち合う“クールシェア”。2011年の東日本大震災後に多摩美術大学デザイン学科のゼミで生み出されたアイディアを元に、環境省と連携して様々な取り組みが展開されています。
クールシェアに適した施設として登録された場所を「クールシェアスポット」といいます。クールシェアスポットは自然公園などの屋外施設も含み、自治体によって異なりますが主に6月~9月が実施期間とされています。

<施設例>
・公園/霊園
・美術館/博物館/劇場
・高齢者・児童福祉施設
・自動車ディーラー
 など



ふたつの違い

クーリングシェルターは熱中症特別警戒アラート発表に備えた休憩・避難場所として提供されるため、屋内で空調設備を備えています。
クールシェアスポットは屋内に限らず涼しい環境を共有するための場所で、これまで「涼み所」としても提供されてきました。
施設によってはクーリングシェルターとクールシェアスポット両方の機能を兼ね備えている場合もあります。


参考:東京都環境局HP

クーリングシェルター/クールシェアスポットを探してみよう

環境省熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php)では、都道府県ごとに登録されているクーリングシェルターの一覧を検索することができます。クールシェアスポットを探すにはクールシェア事務局(多摩美術大学デザイン学科堀内チーム内)が企画・制作・運営しているクールシェアマップ(https://sharemap.jp/)が便利です。
お住まいの地域や学校・職場の周辺にあるクーリングシェルターやクールシェアスポットを把握しておくことで、暑さの厳しい日も安心して外出できます。ぜひ参考にしてみてください。


おまけ ~こんな場所も!?変わり種クールシェアスポット~

東京都内にあるクールシェアスポットから、意外な場所をピックアップ。夏休みの行楽プランを考える際には、クールシェアスポットに登録されているかどうかもポイントになりそうですね。

【港区 芝公園】都立芝公園/東京タワー
東京タワーのふもと「もみじ谷」には人工の渓谷や滝があり、緑に囲まれたひんやりエリア。また、東京タワー自体も熱中症対策の一環として館内をクーリングシェルターとして無料開放しており、涼みながら観光ができます。

【港区 高輪】マクセル アクアパーク品川
最先端のデジタルテクノロジーと海の生き物が融合した都市型水族館。音・光・映像の演出が涼しげで、真夏でも快適な屋内空間で非日常的な没入感を楽しめます。

【江東区 豊洲】Kiranah Garden Toyosu(キラナガーデン豊洲)
レインボーブリッジを望む東京湾沿いのBBQリゾート。子供連れや暑がりの方に嬉しい「冷暖房付きのキャビン(個室)」が用意されており、都会のオアシスでバカンス気分を味わいながら涼むことができます。

【立川市】PLAY! MUSEUM/PLAY! PARK
絵とことば、さまざまな体験を通じて、自由に感じて、発見できる屋内型の広大なミュージアムと遊び場。涼しくアートを楽しんだり体を動かす体験ができます。

―好奇心を満たす公共施設―
【江東区 有明】東京都水の科学館
水の性質や水道の仕組みを学べる体験型ミュージアム。館内各所で涼しく過ごしながら、私たちの暮らしに欠かせない水についての新たな発見があり夏休みの自由研究にも最適です。

―エアコンの風が苦手な方におすすめ“自然のクールシェアスポット”―
【新宿区 内藤町】新宿御苑
東京ドーム約12個分(約58ヘクタール)の敷地で静かな自然と美しい景観を堪能でき、広大な庭園が生み出す木陰は、都会のオアシスとして親しまれています。