日本管材センター株式会社

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豆知識

No.120

まだまだ気になる!サウナのこと

管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。

2019年頃から“ととのう”というワードと共に大きな広がりを見せ、現在も健康維持やリラクゼーションの一環として幅広い世代に定着しているサウナ。今回は、そんなサウナの基本的な知識や楽しみ方をご紹介します。

サウナの歴史

サウナ発祥の地は北欧・フィンランドとされています。高緯度に位置し一年の半分以上が冬のフィンランドでは、日照時間が短く体内リズムを崩しやすい気候に適応するためサウナの利用が欠かせない生活習慣のひとつです。サウナの起源には諸説ありますが、古くから木の骨組みを動物の皮で覆ったテント式の「ダッグアウトサウナ」が存在していたそうです。
日本では1957年に東京・銀座の入浴施設「東京温泉」で初めてサウナが導入されたといわれています。1964年の東京オリンピック開催時には選手村や競技場に設置された本場フィンランドのサウナが注目を集めたことをきっかけに、日本国内の銭湯やスポーツ施設などにサウナが併設されるようになりました。その後、1990年代のスーパー銭湯や健康ランドのブーム、2019年にサウナを題材にした漫画・ドラマ作品が人気となったことで若年層にもサウナの魅力が広まりました。このときに生まれた心身の解放状態を表す“ととのう”はサウナブームを象徴する流行語となっています。
サウナは健康管理の一環からストレス解消など、時代と共にその需要が変化しながらもひとつの文化として人々のライフスタイルに根付いていっているようです。





サウナの種類はいろいろ

電気ヒーターや薪ストーブの上に耐熱性の高い石(サウナストーン)を積み上げて加熱したり水をかけて蒸気を発生させたりすることで、室温を上げ身体からの発汗を促す入浴法「サウナ」。
サウナの種類は、乾式サウナ(ドライサウナ)・湿式サウナ(ウェットサウナ)・フィンランド式サウナの大きく三つに分けられます。

乾式サウナ(ドライサウナ)
日本の公衆浴場や一部の旅館などに最も多く設置されているポピュラーなサウナ。
室内温度は80〜100℃と高く、湿度が低めの5〜10%でカラッとした熱さで爽快感があるのが特徴です。

湿式サウナ(ウェットサウナ)
スーパー銭湯やサウナ施設に設置されていることが多いウェットサウナは、湿度が80~100%の多湿、逆に室温は40~60℃の低めに設定されいるため肌や髪へのダメージが少なく、じっくりと汗を流したい方に向いています。

フィンランド式サウナ
サウナの本場フィンランドの方式を模したサウナは温度・湿度ともに乾式サウナと湿式サウナの中間に位置します。熱したサウナストーンに水やアロマ水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」をおこなうのも特徴で、熱波とともに香りに癒されるリラクゼーション効果が期待できます。





サウナの効能〜「ととのう」とは?〜

入浴時にサウナを利用すると、集中的に体温が上がることで血行が促進され、発汗によって代謝が上がりむくみの解消につながります。また、サウナの落ち着いた空間で一定時間過ごすことにより自律神経が整い、脳疲労の解消も期待できます。
サウナによって温まった状態と水風呂や外気浴でのクールダウンを繰り返すことで頭がスッキリして身体が軽くなる、疲れがリセットされるといった感覚になることを「ととのう」と表現されるようになりました。「ととのう」状態の感じ方は人それぞれですが、自身の健康状態に合わせて無理はせず、各サウナ施設の正しい利用法やマナーを守って楽しみましょう。





近年では館内にレストランやリラクゼーションスペースが備えられ、一日ゆったりと過ごせるサウナ施設も増えています。気温が下がるにつれ汗をかきにくくなり、寒さで自律神経が乱れやすいこれからの季節。心身のリラックスと免疫力の高まりが期待できるサウナを普段の入浴習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。