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建築業界における業界用語part2
管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。
どの業界にも、そこで働く方々にのみ通じる業界用語があります。 それは私たち建築設備業界も例外ではなく、建築現場では実際に様々な業界用語が飛び交っています。
2018年12月の豆知識「建築業界における業界用語」でもいくつかご紹介しましたが、今回はクイズ形式でたくさんの業界用語を学んでいきましょう。
まずは第一問【海の生き物編】
この4つの中で1つだけ建築設備の業界用語では使われていない海の生き物がいます。
さぁ、どれでしょうか?

答え

第一問【海の生き物編】・・・③イソギンチャク
①シャコ・・・ワイヤーを繋ぐための金物です。「シャックル」が訛って「シャコ」と呼ばれるようになったと言われています。
②タコ・・・地表の砂利の突き固めや杭の打ち込みに使用する道具です。短く切った丸太に2~4本の柄が付いている形状がタコに似ていることが由来です。
③イソギンチャク・・・×
④アンコウ・・・軒樋(のきどい)と縦樋(たてどい)を連結する部材です。アンコウを吊したときの姿に似ていることが由来です。
続いて第二問【動物偏】
この4つの中で1つだけ建築設備の業界用語では使われていない動物がいます。
さぁ、どれでしょうか?

答え

第二問【動物偏】・・・②ライオン
① イヌ・・・建物の周囲の外構に作るコンクリートや砂利が施工された部分を「犬走り」と呼びます。犬が走れるほどの細さが語源と言われています。
② ライオン・・・×
③ モンキー・・・ボルトをつかむアゴ部分の幅を自由に調整できる「モンキーレンチ」のことを略して「モンキー」と呼んでいます。
④ ネコ・・・車輪がひとつの手押し車のことを「猫」や「猫車」と呼んでいます。
それでは最終問題【鳥編】
この4つの中で1つだけ建築設備の業界用語では使われていない鳥がいます。
さぁ、どれでしょうか?

答え

最終問題【鳥編】・・・④ハクチョウ
①カラス・・・水まわりの修理や配管工事などに使用される工具「ウォーターポンププライヤー」の形状がカラスのくちばしに似ていることから「カラス」と呼ばれています。
② ハト・・・配管類を屋上へ貫通させ、雨仕舞いなどを行うために設ける小さな箱のことを「ハト小屋」と呼びます。鳩が住む小屋に似ていることが由来です。
③ トンビ・・・建設現場で高所での作業を専門とする職人のことを「とび職」と言います。鳥の鳶が空中を自由に飛び回る姿と、高所で動き回る職人の姿を重ねて「とび職」と名付けられたと言われています。
④ ハクチョウ・・・×
建築設備業界の専門用語に関するクイズは解けましたか?
建築設備業界には他にもたくさんの専門用語があるので探してみましょう!