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小さな生態系!?ビオトープとは
管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。
「ビオトープ」と聞いたらどのようなものを想像しますか?
公園や学校にある水辺だったり、小さな鉢に水草が浮いているものだったり、その規模や外観は様々だと思います。
ビオトープの定義は広く、普段何気なく見ている景色の中にも隠れているかもしれません。

ビオトープとは
ビオトープとは、自然環境を模した生物の生息空間を表します。人間が作る、または自然の状態を保全することで多様な生物種が共存する場を提供するものです。
ビオトープには池沼や湿地、草地、里山林などのタイプがあり、その姿は様々です。
社会が発達するにつれて都市開発が進み、農業や工業によって自然環境が大きく変化することで多くの生物がその生息地を失っている現状がありますが、ビオトープはそうした社会問題の解決策の1つとして注目されています。

ビオトープの働き
ビオトープの働きは大きく分けると2つあります。
1つ目は環境保全です。地球温暖化や人間による自然破壊、乱獲など様々な環境問題が発生していますが、ビオトープには自然環境の回復や生物多様性の保護の効果が期待できます。
2つ目は環境意識の向上です。都会で暮らす人々にとって自然を感じる機会はそう多くありません。ビオトープを通して自然環境と触れ合うことで生き物の大切さを学び、環境意識を育むことができます。また教育の面でもビオトープは注目されており、子供たちへの環境教育の一環として学校に設置している場合もあります。

家庭でも作れるビオトープ
自宅の庭で家庭菜園やガーデニングを楽しんでいる方も多いと思います。実はそれも立派なビオトープなのです。そこに住んでいる生き物たちに目を向け、生態系の変化を観察するとまた違った楽しみが生まれるかもしれません。
庭がなくてもベランダでビオトープ作りに挑戦することもできます。

kanzaiのビオトープ
TECH LAB常総の敷地内にはビオトープを設置しており、生物多様性の保全に努めています。
TECH LAB常総は、サステナブル建築を目指して、自然、地域、生態系に配慮し、耐久性に優れた建築物を構築することに貢献します。

自然は私たちに癒しを与える貴重な空間です。
街を清潔に保つ、緑を大切にする、それだけでも環境保全に繋がります。