日本管材センター株式会社

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豆知識

No.89

いざという時に備えて!
隙間を活用して飲料水を備蓄しよう!

管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。

近年異常気象や地震が頻発している影響で、個人の防災意識は高まり、防災グッズ等の準備をされている方が増加しています。
防災備蓄として用意すべきものはたくさんありますが、最も大切なものの一つが水です。
人間は水と睡眠さえしっかりと確保できれば2~3週間程度は生きることができると言われています。逆に言えば水を全く取らない状態だと72時間程度で命を落としてしまいます。
生きるために、優先して「飲料水」を備蓄しましょう。

●防災備蓄として必要な飲料水の量は?

1人が1日に必要とする飲料水の量は約3Lです。防災備蓄は最低でも3日、できれば1週間以上が望ましいとされています。たとえば4人家族の場合だと、地震後の1週間を自宅で乗り切るには3L×4人分×7日で合計84Lの飲料水の備蓄が必要です。
84Lと言えば2Lのペットボトルで考えると42本分。6本入りのケースで買うと7箱分になります。
水の重要性はわかっているけど「置く場所がない」という理由で備蓄をあきらめている方はいませんか?
そんな方におすすめしたいのが隙間を活用し、分散して備蓄するという方法です。
ケース1箱分は無理でも、ペットボトル数本を収納できるスペースが家の至るところにあります。

また、1カ所に備蓄品をまとめていると、いざ災害が起こった時に「備蓄を置いている部屋のドアが歪んで開かなくなってしまった」「物が倒れて備蓄品がすべて破損してしまった」という状況も考えられます。せっかく備蓄したのに使用できないという事態を避けるためにも、分散備蓄がおすすめです。




●分散備蓄におすすめの場所は?

分散備蓄におすすめの場所をいくつかご紹介します。

①玄関
玄関の下駄箱に空いている隙間はありませんか?
宅配で届いた重い水を部屋の中に運び入れるのは面倒ですが、下駄箱だと受け取ってそのまま収納できます。

②キッチン
冷蔵庫と壁の間や、食器棚横などに生まれがちなデッドスペースにペットボトルを収納しましょう。
置き方のポイントはペットボトルを寝かせて、上に積み上げていくことです。ペットボトルを立てた状態で押し込んでいくと、奥のペットボトルを取り出すのに苦労します。
積み上げるだけだと地震の際にペットボトルが飛び出る可能性もあるので、ガムテープなどで固定するのがおすすめです。

③ソファー下・ベッド下
ソファーやベッドはデッドスペースが生まれやすい大型家具です。カバーなどで覆ってしまえば、見栄えも気になりません。

④クローゼット
直射日光が当たらないクローゼットは水の備蓄場所としてぴったりです。
ハンガーパイプタイプのクローゼットの場合、床にかなりのスペースが空いていることもあります。できればケースごと、難しい場合はペットボトル数本でも収納しておきましょう。

⑤床下収納
床にあるため出し入れがしにくい床下収納は日常的に使用するのに向いておらず、活用していない人も多いのではないでしょうか?
自宅に床下収納があるご家庭は、備蓄品の収納場所として活用してみましょう。

⑥車の中
家の中の被害が大きい場合を考え、外にも備蓄をすることが重要です。
車のトランクの中やドアポケット部分などに水を備えておきましょう。
※車中は夏場に高温になる恐れがあるため、車載可能の保存水を選びましょう。

普段は水道から簡単に出てくる水も、ライフラインが止まってしまう災害時には貴重な存在となります。
自分と自分の家族の命を守るために、まずは必要な飲料水の数量を確認し、分散備蓄を始めてみましょう。
※水が入ったペットボトルは、光が一点に集まることで発火する「収れん火災」の原因になりますので、必ず直射日光が当たらない所に保管しましょう。


災害時の備えについて知りたい方は2019年10月の豆知識「災害時の水対策」もご覧ください。