日本管材センター株式会社

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No.76

24時間換気システム、掃除していますか?

管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。



コロナ禍以降、換気が以前にも増して重要視されるようになっています。家の中の空気を自動的に循環させ、室内の換気を行うための設備が「24時間換気システム」です。24時間換気システムは2003年の7月以降に作られた建物には、法律で設置が義務付けられています。シックハウス症候群の予防を目的にしたものであり、一般的に1時間で室内の空気を半分以上入れ替える効果が期待できます。


■掃除をしていない人はなんと6割!?

24時間換気システムは便利な設備ですが、お手入れをサボってしまうと、本来の性能を発揮できません。新品のフィルター装着時と比べ、1年間使い続けたフィルターを装着し続けている時では、換気をするための風量が 50%もダウンしているそうです。つまり部屋の空気を入れ替えるのに2倍の時間がかかることになり、非常に効率が悪くなっていることがわかります。無駄を防ぐためにも24時間換気システムは定期的に掃除をすることが推奨されています。

吸気口はフィルターを通してきれいな空気だけを室内に入れるため、外気中の花粉や排気ガス、土ボコリなどの汚れがフィルターに付着します。住居の立地にもよりますが、だいたい2~3か月に1回を目安に掃除をするといいでしょう。








排気口はトイレや洗面所、風呂場などの水回りに多く設置されます。湿度が高く、服を脱ぎ着する際にホコリが舞いやすいので、汚れが付着したまま放置を続けるとカビが発生したり、ホコリがこびりついたりして、掃除が大変になる傾向があります。こちらもこまめな掃除が重要です。




ところが、あるメーカーが行った調査によると、今まで24時間換気システムの掃除をしたことがない人は、全体のおよそ6割にのぼることが判明しました。

■吸気口と排気口の掃除方法

24時間換気システムは「掃除の仕方がわからない」などの理由で今までお手入れをしていない人が多いようですが、住む人の健康にも関わってくる重要な設備です。下記の掃除方法を参考に、定期的な掃除を習慣づけるようにしましょう。

① 掃除をする際には安全のため、一時的に24時間換気システムの電源を切ります。
② カバーを開けてフィルターを取り出します。
③ フィルターについているホコリや汚れを掃除機で吸い取ります。
④ 汚れがひどい場合は、水洗いをし、それでも落ちない場合は中性洗剤で洗います。
※ただし、ご使用のフィルターによっては水洗いができないものもあります。水洗い前に使用説明書などを確認しましょう。フィルターの汚れが落ちない場合は新しいフィルターを購入しましょう。
⑤ 吸気口、排気口自体を濡らした雑巾などできれいに拭き上げます。
⑥ 吸気口周りの壁が汚れている場合は濡らして固く絞った雑巾などで拭きます。
⑦ 濡れているフィルターはカビ防止のために、しっかりと陰干しして、乾いた状態になってから戻します。
⑧ 24時間換気システムの電源をつけて、掃除は完了です。

※上記は掃除方法の一例です。詳しくは各機器の取り扱い説明書等でご確認ください。




ホコリが舞うような掃除は、晴れて乾燥した日よりも、雨などの湿度が高い日にするのがおすすめです。次の雨の日には、24時間換気システムのお手入れをしてみてはいかがでしょうか。

換気方法については2019年3月の豆知識「換気の種類」 で詳しく説明していますので、よろしければあわせてご確認ください。