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No.72

入浴がもたらす健康効果とおすすめの入浴方法

管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。



11月26日は【1126=イイフロ】の語呂合わせで、『いい風呂の日』とされています。
これは、日本記念日協会により正式に登録、認定された記念日です。

節約や時間短縮などを考えて、普段は浴槽に入らずシャワーだけで済ませている人も多いと思います。しかし、きちんと浴槽に入って体を温めること、リラックスすることは健康面において大きなメリットがあります。
今回はいい風呂の日にちなんで、入浴がもたらす健康効果とおすすめの入浴方法をご紹介します。

入浴がもたらす3大健康効果

① 温熱作用
効果:疲労回復、快眠、リラックス、神経痛改善、腰痛・肩こり緩和 など
温かいお湯に入ると体の皮膚の表面温度が上がります。皮膚の表面近くの血管から温まった血液が全身を巡り、血流がアップします。そして体内の新陳代謝を促し、老廃物や疲労物質などが体外に排出されるため、腰痛、肩こりなどが緩和されます。また体の修復やリラックス効果を司る副交感神経が優位な状態となるため、疲労回復効果が期待できます。




② 静水圧作用
効果:足のむくみ解消、疲労回復 など
お風呂に入っているときにあまり水圧を意識することはないかもしれませんが、入浴時、ウエストが3~5cm細くなるほどの水圧がかかっていると言われています。お湯の水圧によって全身がマッサージされたような状態になり「温熱作用」と同様、血流が良くなります。また、足のむくみの原因となる滞留した血液を水圧で押し戻すことができるため、むくみ解消につながります。




③ 浮力作用
効果:リラックス、腰痛の緩和 など
水の中では浮力がかかり、体重が軽く感じられます。浴槽の中での体重は、約10分の1になるそうです。全身を支えていた関節や筋肉の負担が減るだけでなく、全身がゆったりとリラックスした状態になります。




おすすめの入浴方法

① お風呂に入るタイミングは?
就寝1~2時間前がベストです。人間は体温が下がっていくときに眠くなります。就寝1~2時間前に入浴すると、眠るころに体温が下がり睡眠が促されます。
食事の直後に入浴すると、本来消化管に回るはずの血液が体の表面に集中してしまい、胃腸の働きが悪くなってしまいます。また、食後の自律神経の働きにより眠気が促されてしまい、事故につながりかねませんのでおすすめできません。

② お湯の温度・湯量は?
リラックスやストレス解消の面から最も効果があるお湯の温度は40℃くらいと言われています。そして、先ほどご紹介した「3大健康効果」は半身浴よりも全身浴をしたときに発揮されます。しっかり肩まで浸かれるほどのお湯を張りましょう。
(※心臓や肺に疾患がある方は、温度は38℃くらい、水圧がかからず体温が上がりすぎない半身浴にしてください。)
高めの湯温を好まれる方もいると思いますが、42℃を超えるお湯につかると、交感神経が刺激されて急激に血圧が上がり、ヒートショックを起こしてしまう危険性があります。ヒートショックについては2020年1月の豆知識「ヒートショックに注意!」 で現象や対策について詳しく説明しています。

③ 入浴時間
全身浴の場合は、10分程度浸かるのがおすすめです。このくらいの時間であれば心身に大きな負担をかけず、しっかりと体が温まります。顔や額が汗ばんでくるくらいを目安としてください。
全身浴で長時間浸かりすぎると、のぼせる危険があるので注意しましょう。



浴槽に入ることで、様々な健康効果を得られる一方、誤った入浴方法を行うと危険につながることもあります。
入浴前後にはしっかりと水分補給をし、自分の体調と相談しながら入浴をしましょう。


過去の豆知識では2017年11月に「お風呂に関する語源あれこれ」2019年4月に「よい風呂の日」 などお風呂について取り上げていますので、よろしければこちらも併せてお読みください。