- No.63
-
乾燥対策の定番!加湿器使用に関する注意!
管工機材を中心に扱う専門商社である日本管材センター株式会社では、毎月建設設備業界に関する豆知識を紹介しています。
冬になり、気温が低くなると空気が乾燥します。また、エアコンなどの暖房器具を使用すると、室内の空気はさらに乾燥してしまいます。
乾燥状態では、肌がカサカサになったり、火事の危険性が高まったりと様々なリスクがあります。加えて、くしゃみや咳をした際に飛び散る飛沫は、湿度が低いと飛沫から水分が蒸発して軽くなり長時間空気中を漂い、空気感染するリスクを高めます。昨今の新型コロナウイルスに限らず、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防のためにも、なるべく室内の乾燥対策を行っていきましょう。

加湿器に適した水は?
室内の乾燥対策として真っ先に思い浮かぶのは加湿器の使用です。
加湿器を使用する際に気をつけていただきたいのが使用する水についてです。
加湿器に水を入れる時、綺麗な水の方がいいと思って「ミネラルウォーター」や「浄水器を通した水」を使っている人はいませんか?
実は加湿器に入れる水として一番適しているのは「水道水」なのです。
水道水の中には雑菌の繁殖を防ぐために塩素が含まれているため、加湿器に使用すれば加湿器内の雑菌やカビの繁殖を抑えられます。
各加湿器メーカーでも、水道水の使用を推奨しています。
一方、ミネラルウォーターや浄水器を通した水には塩素が含まれていないため、加湿器内の雑菌の繁殖や汚れの原因に繋がる恐れがあります。加湿器内で繁殖した雑菌等は水蒸気とともに空気中に舞い、家具やカーテンなどに付着します。そこからさらに広がると体内にまで侵入してしまい、身体に悪影響を及ぼしかねません。
またミネラルウォーターの使用を続けると、加湿器周りに白い塊が付着することがあります。これはミネラルウォーター内に含まれるミネラル分が水蒸気と一緒に放出されて空気中で結晶化したものです。家具や家電などに付着したまま放置してしまうと、取り除くのにかなり手間がかかってしまいます。さらに、蒸発できなかったミネラル分は本体やフィルターに水垢として残り、これが原因で加湿器が故障する可能性もあります。
その他のNG行為は?
また、どうせ加湿するならついでに癒し効果を得たい!と、いつも使っているアロマオイルを入れるのもNGです。アロマオイルは油性のものが多いため、水と混ざることなく加湿器内に滞留し続けます。油膜を張り、ファンやフィルターにオイルが付着することで汚れや雑菌の発生につながってしまいます。
アロマオイルを使用する際は必ず、加湿器対応の水溶性のアロマオイルを使用してください。
まだまだ乾燥する日が続きます。
水道水を使っていても、すべての雑菌を防ぐことはできません。加湿器内の水は毎日欠かさず交換し、こまめに加湿器内を掃除して、衛生的に加湿をしましょう!
その他の加湿方法や、加湿器による加湿方式の違いについては2019年1月の豆知識「加湿の方法」をご覧ください。