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No.69

知っておこう!熱中症応急処置

2021年に熱中症で死傷した建設業就業者は130人で、業界別では最も多い割合を占めました。建設業では、炎天下や空調のない屋内での作業が多いため、熱中症にかかるリスクが高いとされています。この豆知識でも、熱中症の危険性や対策についてお伝えしてきました。(2017年6月「暑さに負けるな!熱中症対策!」、2018年6月「熱中症とは?その対策!」)今回は、実際に熱中症になってしまった時はどうしたらいいのか、「熱中症応急処置」についてご紹介します。

■主な熱中症の症状

1、めまいがする
2、筋肉がけいれんしている
3、体がだるい、ほてりを感じる、体温が高い
4、汗のかき方がおかしい
5、真っ直ぐに歩けない
6、意識がはっきりしない
7、水分補給ができない

以上の症状が出ている場合、熱中症の可能性があります。上記以外でも体調に異変を感じたら、すぐに周りの人に知らせましょう。


■熱中症応急処置

*応急処置を行う前に、まずは本人の意識があるかどうか確認をしましょう。
呼びかけても反応が無い場合や本人の意識がはっきりしていない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。救急車が到着するまでの間に応急処置を行ってください。


①涼しい場所への避難

クーラーが効いている室内や車があればそちらに移動しましょう。屋外で近くにそのような場所がない場合には、風通しのよい日かげに移動して安静にしましょう。


②体温を下げる

熱中症は身体に熱がこもっている状態です。作業服など着ている衣類を脱がすか、ゆるめて身体から熱を放出しましょう。ヘルメットやフルハーネスを付けている場合は外して、楽に休める状態にしましょう。身体を冷やすためには、氷まくらや保冷剤を使って首筋の両側、両脇、両足の付け根を集中的に冷やすと効果的です。また濡らしたタオルやガーゼを身体にのせ、扇風機やうちわを使って風をあてることで熱を逃がすこともできます。タオルやガーゼが無い場合は、水を吹きかけて風をあてましょう。


③水分・塩分の補給

冷たい飲み物を飲むことで、胃の表面が身体の熱を奪ってくれます。できれば水分と一緒に、糖分や塩分を摂取するのが望ましいです。経口補水液やスポーツドリンク、食塩水(1リットルの水に対して1~2グラムの食塩を混ぜたもの)を飲んでもらいましょう。
この時必ず、自分の力で飲んでもらうようにしてください。無理に飲ませると、誤って水分が気管に流れてしまう場合があります。また水分を摂っても嘔吐してしまう症状があれば、胃腸の動きが鈍っている証拠です。点滴をする必要があるため、すぐに救急車を呼びましょう。


自分の命だけでなく、一緒に働く仲間の命を守るためにも熱中症応急処置について知っておきましょう。
とはいえ、まずは熱中症にならないように気を付けることが第一です。こまめに休憩や水分補給をして、できるだけ一人で作業をしないように気を付けましょう。
まだまだ暑さの厳しい日が続きますが、体調管理に気を付けながら乗り越えていきましょう。