日本管材センター株式会社

お知らせ・関連情報

豆知識

No.49

清潔なトイレとは?

現在は新型コロナウイルス感染症の問題があり以前にも増して、菌が繁殖しにくく、清潔な状態を保てるトイレに注目が集まっています。

トイレと菌

トイレで一番菌が検出される場所はどこでしょうか?
直接座る洋式便座や、不特定多数の人が触る洗浄ボタンなどは菌が多そうに思えますが、実は菌の量は極めて少ないと言われています。一番多く菌が検出されるのは和式トイレの湿式床、次いで水栓のハンドル、と水分が多いところに菌が発生することがわかっています。

湿式トイレ

多量の菌が検出される湿式トイレとは、床や壁がタイル貼りになっており、水を流しながら、ブラシでこすって清掃することが可能なトイレのことを指します。
出入り口には段差があり、床には排水口が設けられているため、床全体を水浸しにしても問題がない造りになっています。
タイル貼りの特性上、室内が冷えやすく、湿気がこもりやすいという特徴があります。水洗いができるので、清潔な状態を保てると思われがちですが、なかなか水気が乾かず、菌が繁殖したり、カビが生えたりするという問題があります。また、タイル目地にしみ込んだアンモニアが悪臭の原因になっています。
また、湿式トイレの中でも、洋式便器に比べて和式便器の周りに多くの菌が発生します。特に大腸菌は和式便器周りがひと際多く、洋式便器周りに比べて多量の大腸菌が検出されています。

乾式トイレ

乾式トイレとは、屋内の他の部屋と同様の建材で床や壁が構築されており、水で洗い流す清掃方法をとることができないトイレのことを指します。 出入り口に段差はありません。主にほうきで掃く、雑巾で拭くといった方法で掃除を行います。水を撒くことがない分、掃除の際は節水と時間の短縮につながります。
湿式の床に比べると、菌の検出量、アンモニアの付着量ともに極めて少なく、衛生面・においの面で優れています。
このため、最近では学校や公衆トイレを中心に湿式トイレから乾式トイレへの改修が進んでいます。

非接触対応設備

次いで菌の検出量が多かった水栓ハンドルですが、細菌のついた濡れた水栓ハンドルに触れた時、100%の確率で手に菌が付着すると言われています。せっかくしっかりと手洗いをしたところで、水栓ハンドルを閉める時に菌が付着してしまっては意味がありません。
そこで現在では非接触で水を出したり止めたりできる自動水栓や、自動水石けん供給栓などの需要が高まっています。

その他、人感センサー付きの自動照明をつける、学校や公衆トイレでは出入口のドアをなくすなど、なるべくトイレでの接触を減らせるような設備が増加することが考えられます。

感染症対策をきっかけに、清潔なトイレが増えていくといいですね。