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No.47

様々なトイレの呼び方

11月10日は「いい(11)ト(10)イレ」と読む語呂合わせから、「いいトイレの日」とされています。一般社団法人・日本トイレ協会が1986年(昭和61年)に制定しました。 私たちの生活に欠かすことができないものですが、「トイレ」以外にも様々な呼び方があるのをご存知ですか?

現在は主に「トイレ」という表現が使われていますが、便所やお手洗い、化粧室などパッと思いつくだけでも様々な呼び方があり、トイレを表す言葉はなんと1,000種類を超えているそうです。
今回は少し珍しい表現や由来などをいくつかご紹介します。

■厠(かわや)

現在でも居酒屋で見かけたり、時代劇などで耳にしたりする「厠」という表現は、歴史が古く、奈良時代から使われていました。712年の『古事記』には水の流れる川の上に板を渡し、その上で用を足していた、と記されており、「川の上の小屋」すなわち「川屋」が転じて「厠」になったと言われています。


■閑所/閑処(かんじょ・かんしょ)

「静かな場所。人のいない所。」という意味を持つ「閑所」も、「トイレ」を指す言葉のひとつです。 用を足す以外にはすることがなく静かな場所であることから「閑所」と呼ばれるようになったと考えられています。

■ご不浄(ごふじょう)

排泄物は不浄なもの(=汚れたもの)であるとされることから、用を足す場所のことを「不浄・不浄場」と呼びました。この呼び名に「ご(御)」をつけて丁寧語にしたもので、特に女性が多く使用する言葉です。

■憚(はばかり)

はばかるというのは差し障りをおぼえてためらう。気がねする。という意味です。 用を足す場所へ行くという行為は堂々と宣言するものではなく、人目を憚るものなので、「憚り=はばかり」と言うようになりました。

■WC(Water Closet)

現在でもよく見かけるWCとは「ウォーター クローゼット(water closet)」の略で、直訳すると「水洗の小部屋」、すなわち「水洗式便所」を意味しています。
※ちなみにWCという言葉は和製英語のため、英語圏の人には通じません。英語圏ではbath roomやrest room、lavatoryなどを使いましょう。

■高野山

高野山の僧侶は仏門に入るときに髪を剃ることから、髪を落とす、転じて紙を落とす、ということでトイレを表す隠語になったと言われています。

■レコーディング

レコーディングは録音する行為、「音入れ」の意味です。「音入れ=オトイレ」というダジャレですが、思わず納得してしまいます。(同じ理由で「カセットテープ」「スタジオ」と呼ばれることもあるそうです)

他にも手水場、雪隠、東司・・・・などなど数えきれないほどトイレを表す言葉は存在します。これだけたくさんの言い回しがあるのは、用を足す場所をあまり直接的に表現したくないという日本人らしさが背景にあるのかもしれませんね。