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No.42

エアコン?クーラー?本当はどっち?

6月に入り、次第に暑さが増して来ましたね。ご自宅でエアコンをつけ始める方も多くなる時期ではないでしょうか。そこで今回は私たちの身近にある「エアコン」の豆知識をご紹介致します。

「エアコン」と「クーラー」の違いって?

私たちは何気なく室内空調機のことを「エアコン」や「クーラー」と呼んでいますが、何か違いはあるのでしょうか。

エアコンは「エア・コンディション」「エア・コンディショナー」の略語で一般的には空気の温度や湿度を調整する空調機や空調設備がエアコンと呼ばれています。一方、クーラーは冷房機能や冷房専用機のことを指しており「エアコン」の中に「クーラー」が含まれています。

初めて空調機が日本で発売された際、冷房機能のみだったので、クーラー(ルームクーラー)と呼ばれるようになりました。その後、冷房機能に加え暖房機能を備えたタイプが登場し、空気の温度や湿度を調整する意味の「エアコン」という呼称が定着するようになりました。

風量を弱くした方が電気代を抑えられるの?

エアコンは消費電力が大きいので、電気代が気になるポイントですよね。そこで設定温度を上げたり、風量を弱めたり、カーテンを閉めて直射日光を遮るなどの対策をしている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし風量調節については少し気を付けなければなりません。例えば風量を弱くすると室内機のファンの回転が弱まります。しかしエアコン本体は設定した温度まで室内を冷やそうとします。つまり、風量を弱くすると設定温度になるまでにコンプレッサーの駆動する時間が長くかかってしまうのでかえって消費電力量が増えてしまう場合があります。

冷房と除湿を使い分ける!

冷房も除湿もどちらも室内温度が下がりますよね。しかし、どのように使い分けていいのか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まず冷房についてご説明します。冷房は、「部屋の温度を下げること」を目的としています。室内機と室外機を繋いでいる配管の中を循環する「冷媒」が熱交換器をとおして室内の熱を奪い、冷えた空気を室内に送ることで室温を下げます。空気が冷やされ、室温が急激に低下することによって飽和した水蒸気が結露水となりドレンホースを通って室外へ排出されます。つまり、室内の空気に含まれる湿気も排出するので、冷房は除湿も兼ねていることになります。

一方の除湿は、上記の「冷房をすると部屋の湿度も下がる」仕組みを使い、「弱冷房除湿」として室内の湿度を下げていきます。しかし、本来であれば「室温を変えずに湿度だけを下げる」ということが除湿の目的のはずです。

そこで、「再熱除湿」という機能があります。再熱除湿は冷やした空気をエアコン内部であたためなおしてから送風するので、部屋を冷やさずに室温を保ったまま除湿することができます。肌寒い日や夜などは再熱除湿の方が快適な室温のまま除湿ができますが、冷やした空気をあたためなおす必要があるため、より多くの電力を消費する点はデメリットといえます。

つまり、気温が高くなるような真夏は「冷房」を、梅雨などのじめじめしている時は「再熱除湿」がおすすめです。また、電気代を抑えるなら「弱冷房除湿」や「高めの温度に設定した冷房」が良いでしょう。

これからどんどん使う機会が多くなってくるエアコンですが、改めて機能や歴史を学ぶと生活に役立つかもしれませんね。。