日本管材センター株式会社

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豆知識

No.34

災害時の水対策

大雨や地震などの災害はいつ起きるか分かりません。災害が起きるとライフラインの確保・復旧が最優先になりますが、その中でも“水”は飲み水だけではなく、食事の準備やトイレ、お風呂などあらゆる場面で欠かせないライフラインです。蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水が出なくなってしまった時の為に私たちはどんな対策をする必要があるのでしょうか?

水の備蓄

断水が起きてしまった時の為に各家庭で備蓄をしておくことが大切です。 災害が起きてから72時間は人命救助が優先されるため、すぐに給水が開始されないかもしれません。混乱が起きる事を考えると、最低限の飲み水として1人3L×3日分=9Lを備蓄しておくことが理想とされています。ペットボトルの水を用意するなどしておきましょう。 また、それ以外にも生活用水としての水も確保しておくことも重要です。生活用水はきれいな状態の水を用意する必要はないので、浴槽には常に水を張っておくといいかもしれません。

給水拠点の確認

東京都では緊急時の給水に備え、半径約2キロメートルの距離内に1か所の割合で給水拠点(災害時給水ステーション)を設置しています。またそのうち震災対策用応急給水槽となっている拠点もあり、この応急給水槽の水は配水管との間を循環する仕組みになっていますので、常に新鮮な水が確保されています。東京都水道局のホームページやアプリから拠点を確認することが出来ますので、いざという時の為に自宅や職場の近くの給水拠点を確認しておきましょう。

(東京都水道局災害時給水ステーション一覧:https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kurashi/shinsai/ichiran.html)

災害時のトイレ

断水に対する備えは水の用意だけではありません。 水洗トイレの場合、災害時に断水、停電、破損などをしてしまうと使用できなくなってしまうことがあります。 家庭での備えとして、携帯トイレや非常用トイレを防災アイテムとして常備しておくことが大切です。 また避難所などでは仮設トイレが設置されますが、すぐに届かない可能性があります。東日本大震災の時には3日以内に仮設トイレが設置できた自治体はわずか3割でした。 そのため避難所ではすぐに普段と変わらずにトイレが使えるように、マンホールトイレの整備が推奨されています。このマンホールトイレは、下水道管までの取付管に沿ってマンホールを設置し、災害時にはマンホールのフタをはずして便器を取り付け、他人から見えないようにテントを張って使用することができます。 市区町村によってはホームページなどに設置場所が掲載されていますので確認してみると良いかもしれません。

東日本大震災の時には約257万戸が断水し、9割程度の復旧まで約24日を要しました。内閣府によると首都直下地震が起きた場合、東京の被害想定ではライフラインの復旧目標日数は上水道で30日になっています。 家庭で1人が1日に使う水量は、平均219リットル程度と言われていますが、そのすべてを用意することができなくても最低限の備えをしておくことが重要です。 災害を防ぐことは出来ませんが日頃から防災意識を高めて、いざという時の準備をしておくことが大切ですね。