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No.22

「上水道の日」

10月17日は「上水道の日」です。 私たちの生活になくてはならない「上水道」。 今回の豆知識では「上水道」についてご紹介します。

「上水道の日」とは、1887年(明治20年)横浜市で日本初の近代的上水道による給水が開始された日です。

近代的上水道の特徴は有圧送水、ろ過浄水、常時給水です。また、近代的上水道の三大発明として、鋳鉄管、砂ろ過、ポンプが挙げられます。

当時の横浜は、海や沼を埋め立てて町がつくられたため、井戸を掘っても塩辛く、飲み水には適していませんでした。1859年の横浜開港以来急速に人口が増加し、販売されている水だけでは足りなくなったことや、伝染病が蔓延したことで、近代的な上水道を整備する必要が出てきました。

そこで、イギリス人技師のパーマー氏の指導の下、44㎞離れた相模川上流から水をひき、横浜で緩速砂ろ過し配水をしたのです。

この水道こそが、ろ過した水に圧力を加えて鉄管で送り、蛇口からいつでも水を使うことが出来るという日本で最初の近代的上水道となったのです。 ただ、近代的上水道が出来た頃は、各家庭まで水道をひいて使うということはほとんどなく、多くの家庭では、共同の蛇口から水を汲んで使っていました。

近代的上水道が出来てから130年以上経つ日本の上水道ですが、安全な飲み水であるための努力が続けられています。

海外旅行などに行った際、現地の水道水を飲んではいけないと言われたことはありませんか?

日本では水道水をそのまま飲料水等として使用することが出来ますが、実は水道水をそのまま飲むことが出来る国は世界に15か国ほどしかありません。

日本の水道水は水道法で水質に関する基準が定められています。基本項目が51項目あり、全ての基準を満たしていないと水道水として提供することは出来ません。

さらに水質管理目標設定項目の26項目を水質管理する上で留意すべき項目とする等、厳しくチェックされているので、日本ではいつ、どこへ行っても、蛇口から出た水をそのまま飲むことが出来るのです。

私たちの生活に当たり前にある「上水道」ですが、そのおいしさや安全性は絶え間ない努力によって支えられているものなのです。