日本管材センター株式会社

お知らせ・関連情報

シーズンレポート

ホーチミンレポート

No.27

COVID-19(新型コロナウィルス)について

Xin Chao(シンチャオ)、FriKaのVinhです。
今回のホーチミンレポートは、今日本で再拡大しているCOVID-19(新型コロナウィルス)について、ベトナムの状況をお伝えさせて頂きます。

ベトナムの状況

まずこれまでの状況をお伝えしますと、ベトナム国内での感染者数は1,413人、死者数は35人、感染者数のうち1,269人が回復済みと発表されています。(12月20日現在)ホーチミンにて11月30日に89日ぶりの市中感染が発生し、一時的に混乱が起こりましたが、市中における感染は計3人に留まり、以降は封じ込めに成功しており新規感染者は海外からの入国者のみとなっています

ベトナムの政策

今年2月から感染拡大防止策を断続的かつレベル別に施行し、感染状況に応じて移動制限・営業活動の停止など、政府主導の下、経済活動を一時的に停止したことにより、国内での感染拡大を食い止めることができました。さらに徹底的に外国からの入国者に対して規制・隔離したことで、外国から持ち込まれる感染リスクも遮断しました。政府主導による政策のため、違反をすると罰金または禁錮刑に課せられるなど、非常に厳しい策が一時的に取られましたが、逆にそれが功を奏し結果的には新規感染をゼロに抑え、早期に通常の生活を取り戻すことに成功し、ベトナム政府は世界各国から称賛されました。

海外からの入国者は全員14日間の隔離生活を強いられます。日本と違い自宅待機等ではありません。直近ベトナムに入国した日本人の方のお話では、ベトナムの空港に到着し、指定ホテル先に到着するまで3度も消毒液を散布されたと聞きました。また、防護服着用で一切の自由が制限され、ホテル到着後も他人との接触が一切禁じられます。上で述べた11月末にホーチミンで発生した市中感染は、これに違反したことによる感染と発覚し、当の本人は刑事罰を受ける見込みとの報道です。

振り返りますと、今年3月末から4月に出された施策によってほぼ全面的に営業活動が停止となり、街の店舗は全てシャッターが下りるなど街全体が異様な光景へと激変しました。不要不急の外出が制限され、用も無く外出(散歩など)をしていると、地域警察と呼ばれる方々から厳しい注意を受け、それを無視し続けると罰金の対象になりかねませんでした。当時は外に出るのが怖いほど非常に厳しい監視が続きました。これらはほんの一例に過ぎませんが、日本では考えられないような厳しい対策を次々に施行したことにより、一時的には非常に不便な生活を強いられましたが、結果的に現在ではどの都市へ移動しても全く不自由なく普段通りの生活を送る事ができており、多くの国民は政府の判断を支持しています。

経済レベル・国民性・民主主義と社会主義など日本とベトナムではいくつか違いがありますが、昨今の危機的状況下に対するベトナム国民の団結力と忍耐力を垣間見る事が出来ました。日本も早期改善に向けた政府の思い切った施策に期待するとともに、国民1人1人が、より一層の強い絆で困難を乗り越え、来年夏の東京オリンピック開催を成功させて欲しいと、当地ベトナムから心より願っております。

  • 隔離風景(感染者が出たエリアは強制的に通行封鎖となる)
  • 消毒液散布の様子