Monthly report

今回のマンスリーレポートは前回の硬いレポートから一転してちょっと柔らかい、ドバイマラソンのレポートです。

キャラクター今年も1月27日(金)早朝からドバイマラソンが開催されました。
タイムが公式記録として認められるこのマラソンには、今年も各国から、フルマラソン(42.195km)、10kmコース、3kmコースの3種目合わせて、1万人を超える参加者が訪れました。

フルマラソンには2時間4分台の記録を持つ選手達の参加もあり、それらの選手達は皆、真剣で、前日行われた前夜祭にも参加せず、あくまでも自分の生活ペースを貫いた有名な選手もいたとか。
10kmコースの参加者は普段の練習成果を試すべく、老若男女、様々な人種の人が入り乱れてのレースでした。
3kmコースはFun Runと言って、「楽しんで走りましょう」と言う趣旨のレースで、参加者は会社の同僚、友達同士または家族連れでの和気藹々のレース。どのレースを取ってもそれぞれ各々が自分の背丈にあったレースを楽しんでいるようでした。

スタート10分前今年は昨年、一昨年とは違うレース会場からのスタートで、世界一高いビル(Bruj Kharifa)の直ぐ下からのスタートでした。
スタート後は海岸沿いの道路を往復する景観の良いコースで、当日は天気も良く選手達に取っては最高のコンディションでした。

当日は私も昨年、一昨年に続き参加していましたので、正確なフルマラソンのタイム結果はチェック出来ませんでしたが、2時間4分台の様でした。



仮装参加者私が参加した3kmコース組は仮装して走る者、看板を持って走る者、乳母車を引きながら走る者、など等、参加者自身が自分なりに楽しんでいる様でした。
また多くの日本人女性のグループが参加していましたが、中には東日本大震災への復興を願う幕を持って走っている人も見受けられました。

1月から3月までが1年で一番良い季節になるドバイでは、毎年行われているこのドバイマラソンを皮切りにアブダビではHSBC チャンピョンシップゴルフトーナメント、ドバイではOMEGAエミレーツデザートクラッシックゴルフトーナメント、などスポーツに関するイベントが目白押しです。
春、夏、秋が酷暑期間の当地ドバイでは、この数ヶ月間だけは外での運動が楽しめます。

来年こそは!ドバイマラソンが終わると、毎年の光景ですが、来年のレースに向けて、走り始める人が良く見受けられます。
但し、これも4月頃になると、走る人は減り、レースの直前の12月頃から1月に掛けてまた走る人が増えます。
私も御託に漏れず、毎年レース後には「来年こそは」、と心に誓ってます。

2012.2

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今回のマンスリーレポートは中東情勢について当地の新聞記事を参考にまとめてみました。
我々中東に住む駐在員にとっては日々変わる中東情勢のニュースはビジネスや、生活には欠かせない重要な物です。それでは、最近目についたものをいくつかご紹介させてもらいます。

■経済一般
1. 米不動産コンサル会社「ジョーンズ・ラング・ラサール」によると、アブダビの高級オフィス(グレードA)の平均賃料は、2008年末時点で1平方メートル当たり3,800DHだったが、現在は1,750DHにまで下がった。オフィス空室率は20%だという。さらに2013年までに110万平方メートル分のオフィスが市場に新規供給されるため、空室率は上がり、賃料の下落も続くと見られている。

2. UAEのグバーシュ労働相は12月19日、民間部門における自国民就業率を高めるためには補助金制度が必要だと訴えた。「公的部門と民間部門の給与格差は極めて大きい。民間で働く国民に対する補助金制度が無い限り、エミラティゼーション(自国民雇用政策)は成功しない」と述べた。

3. 「クレディ・スイス」が発表した「グローバル・ウェルス・レポート」によると、中東・北アフリカ(MENA)地域で成人1人当たりの平均資産が最も高かったのがカタール(14万6,623ドル)で、クウェート(13万4,592ドル)が続いた。

4. 世界銀行と国際金融公社が12月20日に発表した世界183カ国・地域のビジネス環境に関する報告書「Doing Business 2012」の総合ランキングで、サウジアラビアが世界12位(前年10位)で域内首位だった。UAEは33位(前年35位)、カタールは36位(前年38位)、バーレーンは38位(前年33位)、チュニジアは46位(前年40位)、オマーンは49位(前年53位)、クウェートは67位(前年71位)。

5. バーレーンの経済開発委員会のハリファ議長は、同国政府による経済対策や近隣湾岸諸国からの支援などを背景に、2012年の同国の経済成長率は5%に達するとの見通しを示した。

■貿易動向
1. UAEの連邦関税庁によると、2011年上期のUAE非石油部門貿易は前年同期比22%増の4,450億DHに達した。輸入が同20%増の2,850億DH、輸出が同44%増の547億DH、再輸出が同17%増の1,053億DH。

■財政・金融
1. 「バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ」のエコノミスト、サリバ氏は、2012年に満期を迎えるドバイの債務総額は150億ドルと見積もられているが、国内の銀行は「対処が可能」であると見ている。

■企業・セクター動向
1. クウェート投資庁(KIA)は中国にオフィスを開設した。同オフィスのAl Shati代表は、「中国の安定した持続的な経済成長は、KIAの長期的投資ホライズンと合致する」と語った。

2. アブダビの国際石油投資会社(IPIC)の債務残高は、2011年6月末時点で、前年比約38%増の440億ドルだった。

3. 米清涼飲料大手ペプシ コの専属販売代理店「ドバイ・リフレッシュメンツ」は12月18日、第3四半期の純利益が前年同期比91%増の3,070万DHだったと発表した。コカコーラとペプシはかつて1缶1DHだったが、砂糖などの値上がりを受け、現在は1.5DH。

4. スイスの銀行「EFGインターナショナル」は、コスト削減のために、ドバイとアブダビのオフィスを閉鎖することを発表した。実質、中東からの撤退。

5. 「ナショナル・バンク・オブ・アブダビ」は12月23日、第3四半期の純利益が昨年同期比12%増の10億3,000万DHだったと発表した。2011年1~9月にかけての純利益は、同1.1%増の29億8,000万DH。

6. サウジアラビアの小売大手「Fawaz Alhokair Group」は、ドバイの主要ショッピングモールの店舗賃料の値上がりを受け、ドバイからの撤退を決めた。同社のマーシャルCEOは、「高額な店舗賃料は小売業者の利益を圧迫する。現在ドバイでは、良心的な店舗賃料を提示してくるモールは客足が十分でなく、客足が十分なモールは高額な店舗賃料を提示してくる。こうした状況で小売業者がビジネスモデルを実現するのは難しい」と語った。

7. UAE最大の銀行「エミレーツNBD」は12月24日、第3四半期の純利益が前年同期比59%減の1億7,500万DHだったと発表した。2011年1~9月の純利益は、同20%増の23億3,000万DH。

8. 韓国はUAE向け輸出の拡大を目指し、2012年5月21~23日にアブダビで韓国の製品、技術、サービスなどの見本市「Made-in Korea 2012 Expo」を開催する。最大500社の韓国の中小企業が参加する予定だ。UAE貿易省のAl Tunaiji氏によると、UAEはMENA地域で最大の韓国製品の輸入国。2010年のUAEの対韓国輸入は164億5,000万DHで、輸出(原油等含む)は350億DH。

9. 「アブダビ・コマーシャル・バンク」は12月25日、第3四半期の純利益が前年同期の3億2,500万DHを上回る6億1,317万DHだったと発表した。2011年1~9月にかけての純利益は、前年同期の1,900万DHを上回る25億3,000万DH。

10. ドバイの大手不動産開発会社「エマール・プロパティーズ」は、第3四半期の純利益は、前期の4億2,200万DHを下回る4億600万DHだったと発表した。2011年1~9月の純利益は12億4,000万DHで、収益は58億7,000万DH。

■プロジェクト動向
1. アブダビ水・電力庁のアル=ヌアイミ長官は12月16日、年内にも1,500MW規模の発電所の建設計画を発表することを明らかにした。アブダビの電力需要および水使用量は、年それぞれ12%、5%増加しているとう。

2. オマーンのAl Futaisi運輸通信相は、開発が遅れているマスカット国際空港の建設工事を14年4月までに終わらせ、同年10月に旅客ターミナルを開業することを目指すと語った。

3. アブダビ観光開発投資会社(TDIC)は、サディヤット島に建設予定のグッゲンハイム美術館の建設に関わる入札を延期した。同社によると、土地の埋立てや杭打ち工事などはすでに完了しており、フランク・ゲーリーによる設計作業も2012年早期に完了する予定だという。

4. ドバイの内装工事会社「Depa」は、ドーハの新国際空港内の27のラウンジの内装工事契約を9億2,900万DHで受注した。同社のSweid氏によると、豪華ホテル級のラウンジに仕上がる予定。同社は世最高層ビル、ブルジュ・ハリファの内装も手掛けた。

5. UAE政府傘下の鉄道会社「エティハド・レイル」は12月26日、同国の全首長国を結ぶ鉄道建設事業の第1フェーズとなる土木工事を、イタリアのサイペム、テクニモント、UAEのDodsal Engineeringから成る企業連合に発注した。発注額は33億DH。

■政治
1. オマーンで12月15日に実施された諮問評議会には77人の女性が立候補していたが、選挙の結果、女性は1人しか当選しなかった。

2. サウジアラビアのスルタン皇太子が12月22日、病気療養中だった米ニューヨークで死去した。新皇太子には、ナエフ内相が任命された。

2012.1

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Big-5今回は先月21日~24日の4日間に渉ってドバイで開催された「Big-5」の模様を御紹介します。
Big-5は毎年ドバイで開催される中東で最大の建設関連資機材(建材・配管材・内装材・建機等)の国際展示会で、例年、世界各国から多数の出展企業、訪問客で賑わいます。

今年は出展企業として2,500社の参加がありました。 ここ数年中国からBig-5に参加する出展企業の増加が顕著です。
今年は600社を超える中国の企業が出展したのに対し、日本からの出展企業は当社、KITZ、鶴見ポンプ(今年初参加)の3社でした。   


当社は2007年のドバイオフィス設立以来毎年、このBig-5に出展しています。
今年は5回目の出展となり、多数の欧米、中東、中国、韓国出展企業の中で、数少ない日本の出展企業の1社として頑張っています。
当社のブースは6坪弱の小粒なブースですが、今年は当社が中東向け販売代理権を持つ、日本の樹脂管用継ぎ手の新商品一本に絞り展示を行い、メーカーから営業スタッフ3名の応援を受けました。

加えて、イランの代理店の社長、Marketing Managerの2名がイランから駆け付け、展示会の4日間、終日Kanzaiブースを訪問するイラン顧客の応対を引きうけてくれた御蔭で、昨年に比べ出展社数、来場者数とも少ない中、今年も当社ブースは大盛況でした。
当社ブースの展示に惹かれて立ち寄る訪問客の中でサウジとインドの顧客の数が例年より多かったのが印象的でした。

2011.12

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最近中東ではドバイ、アブダビが往時の勢いを失くし、建設Projectsも軒並みSlow Down する中、依然として元気の良いのはサウジアラビアとカタールで、私の出張も勢いカタール出張の割合が増えています。
今月はカタールの断片情報で今のカタールを点描してみたいと思います。

・国土は日本の約3%(ほぼ秋田県程度)でアラビア湾(イラン側から言えばペルシャ湾)につきだした御臍のような小国。

・人口は170万人。内、カタール人は25万人(全人口の約15%)、残りは全て外国人労働者。
インド人55万人、フィリピン人35万人、英国・ドイツ人40万人、中国人6千人、韓国人3千人等に対し、日本人は1千人のみ。

・原油生産量100万バーレル/日、LNG生産7,500万トン/年、等
 
・今年、カタールの国民1人当たりGNPは8万USドル、ルクセンブルグを抜き世界1位
→2012年には12万USドルにまで増加。(日本、アメリカの約3倍)

・物価インフレ率 約5%/年 ・ガソリン 約16円/リッター(水よりも安い)

・カタール人は教育費、医療費、電気・水道料金はタダ、所得税、法人税等はゼロ。
一定の年齢(18歳?)に達すると国から土地が無償で与えられ、銀行から無担保で住宅融資を受け、家を建てることができる。事実上、食費と衣服費くらいしかお金がかからないにも拘らず、最近、カタール人の中でも富裕層と貧困層の2極化が進行し、社会問題化している。
(多数のカタール人が車や宝石やブランド品等奢侈品を購入するため、銀行から融資を受けたまま、その借金を返せない例が急増している。)
このため、貧しいカタール人の救済策の一環として、今年、政府は一般公務員給与を60%、軍人給与を120%、それぞれ昇給を実施。
警官は給与水準が高く一般警官の月給は4万カタールリアル(約92万円)、署長クラスの月給は12万カタールリアル(約276万円)。
これに対し、外人労働者の賃金は安く、単純労働者で月給700カタールリアル(約1万6千円)、ホテル、レストランのウエイトレスで月給1,000カタールリアル(約2万3千円)、運転手で月給1,500カタールリアル(約3万5千円)とドバイの約 1/3の低賃金。
この外国人下級労働者の低賃金が最近カタール政府の人権局で問題となり、「最低賃金」設定が検討されている由。

・昨年12月FIFAの総会でカタールが2022年のサッカーワールドカップの開催国に選定されたがその後、カタールへの誘致に巨額の賄賂が流れたことが新聞で報道され、一時カタールでの開催も危ぶまれた。その後黒い噂も下火となり、現在は2022年のワールドカップ開催に向け空港、港湾、道路、鉄道、地下鉄、スタジアム(12スタジアム、内8スタジアムは新設)、ホテル(現在の客室1万室を3万室に増室)、アパート、モール等、MEGA Projectsを今後7年のうちに建設すべく入札書類が準備されている。 一説ではこれらMEGA Projectsに使われる資金は2,500億ドル(約19兆円)とも言われている。
ほとんどのProjectsは現在、設計、入札書類準備中で今年はあまり表面立った動きは見られないが、来年からは具体的に動き出すものと期待されている。
ちなみに、鉄道網建設計画ではカタール国内、外国勢合わせ780社がExpress of Interestをカタール政府に提出。
日本からは鹿島建設、ほか大手ゼネコンが手を上げている。 Automatic Peoples Mover(APM/日本の「ゆりかもめ」のカタール版)には三菱商事・三菱重工グループが応札中。

・英国の或る信用調査会社が今年発表した「世界で最も居住に適した都市ランキング」ではドバイの88位に対しドーハは85位とドバイ より上位にランキングされている。 因みに、アブダビは76位、バーレン80位、マスカット83位、リヤド102位、 カイロ121位、トリポリは135位。 となっています。

2011.11

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中東地区は8月末でラマダンが終わり、その後のラマダン明けの休暇も済み、通常の生活に戻りました。ドバイもラマダン前に比べて、かなりの人が戻ってきており、これから冬に向けて、過ごし易い気候になってきます。殆どの会社の年度末が12月ゆえ、これから本格的な業務が始まってきます。

アトランティスホテル今月から冬に掛けてドバイの観光関係者にとってはハイシーズンとなります。言うまでも無くショッピング・フェッシバルの準備に入ります。そこで今回はショッピングに関して紹介いたします。

これから冬に掛けて日本からの旅行先を検討するのには、ドバイは外せないでしょう。
ニュースにも頻繁に登場している椰子の葉を模った人工島(パーム・ジュメイラ)や世界最大のシッピングセンター(ドバイ・モール)が既にオープン。噂の高級ホテル(アトランティス)も完成。
ドバイ自体の魅力はさることながら、巨大な国際空港は他の中東諸国やヨーロッパ、アジアなどの各国への乗り継ぎ便が発着するハブ空港として需要が増えてきています。
折角ドバイに降り立ったのだから、少しでも話題のリゾート・ホテルやショッピング・モールへ行って見ては如何でしょうか。

ドバイ国際空港は成田空港などと違って、空港から街まで比較的に近く、タクシーで15~20分ほど走れば、ドバイ・フェッシバル・シティやワフィ・シティモールといったショッピングセンターへ簡単に行けます。
また空港の周辺には美味しいと評判のレストランが入っているホテルが沢山あります。もちろん、ホテルでのショッピンも楽しめます。空港の免税店で時間を潰すより、空港の外に出た方が有意義な時間を過ごせます。
勿論、日本人は空港にてビザが入手出来、入国、出国には問題はありません。

ドバイ ショッピングモール

ドバイの冬の風物詩、ショッピング・フェッシバル
年が明けてからドバイへ行くなら、お勧めはショッピング。
80%オフという特売セール品が登場する事もしばしばで、どこかの国の様に普段の価格を高くしてから値引きをするなんて事はしません。通常の価格からの値引きです。1年に2回、国を挙げてのセールを開催します。
1月中旬から2月中旬が「ドバイ・ショッピング・フェスティバル」、6月中旬から8月中旬は「ドバイ・サマー・サプライズ」です。
ドバイはいつでも免税なのですが、この時期は各ショッピングセンターに大幅なディスカウントのセール品が登場します。

duvai

ショップの店員によると、セール品の値引きは公的機関の調査員によって強制的に決められてしまうそうです。お店にとっては厳しい事ですが、こちら消費者にとっては喜ばしい限りです。
期間中は高級車が当たる抽選なども開催され、街全体がお祭り騒ぎ。世界最大のショッピング・モール(ドバイ・モール)では財布の紐が緩みっぱなしとか。特に女性にとっては、この時期のために日頃から貯めてきた貯金の吐き出し口となっている様です。
 Please enjoy shopping in Dubai !!!!!

2011.10

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今月は昨年に続きラマダンの紹介を致します。
日本人にとってはあまり接する事の無いイスラム教の断食月「ラマダン」の基礎知識からラマダン時期に注意すべき事、そしてこの時期ならではの楽しみ等をお伝え致します。
イスラム教にとって最も神聖な断食時期「ラマダン」が2011年は8月1日から始まりました。2011年は真夏のラマダンです。

【イスラム教徒の断食月ラマダンの基礎知識 】
「ラマダン」と聞くと、イスラム教徒が試練に耐え、断食をする光景を思い浮かべる方が居るのではないでしょうか。
勿論「ラマダン」の期間中は喉の渇きや空腹と戦わなくてはなりません。その期間が約一ヶ月あることは確かです。
しかし、敬虔なイスラム教徒にとっては「ラマダン」の月というのは、彼らにとっての唯一の神{アラー}に断食という修行を通じて、貧しい人々の気持ちを身を持って経験し信仰を捧げる、一年で最も神聖な月の事です。毎年やってくるラマダンを心待ちにしている教徒も多く居ます。

そもそも「ラマダン」とは、イスラム教の預言者モハメッドが聖地メッカにて{アラー}の啓示を受けた月、[ヒジュリ(Hijri)]カレンダーを用いた太陽暦の第9番目の月の事で、8番目の月、[シャパン(Sha’aban)]と10番目の月[ シャワル(Shawwal)]の間の月の事です。
「ラマダン」の期間はムーン・サイティング・コミティ(イスラム教に順ずる方法で月を観測しラマダンの開始日やイスラム教にとって重要な日を測定する機関)がラマダン月に最初に肉眼で新月を確認した日から次の新月が確認されるまでの約一ヶ月の事を示します。
ヒジュリ・カレンダーはおよそ354日周期で1年となっている為、私たちが使っているグレゴリー・カレンダーの365日より11日少ないので毎年、約11日ずつラマダン開始日が早まるという訳です。
また、イスラム教には5つの柱と呼ばれる信仰告白(シャハーダ)、礼拝(サラート)、喜捨(ザカート)、断食(サウム)、メッカへの巡礼(ハッジ)があり、4つ目の柱「サウム」を一ヶ月間集中的に行う月が「ラマダン」なのです。

ラマダン



【ラマダン中に気をつける事】
次にラマダン中に気をつける事を紹介します。
まずは、ラマダン中、イスラム教徒は日の出前の食事(スハール)と日没後の食事(イフタール)の間は飲食が一切禁じられてます。
ドバイでは、レストランやカフェなど多くの飲食店は日没まで閉店です。外国人が多く利用するホテルや施設などではカーテンやパーテーションを張って営業している所もあります。テイクアウェイのサービスのみを行っている店も多いようです。テイクアウェイで買った飲物を歩きながら飲んだり、喫煙を公然と行う事はこの時期にはやってはいけない行為に入ります。(警察に捕まる事もあります)

また、ラマダン中、イスラム教徒は禁欲をしなくてはなりません。
イスラム教徒の男女が手をつなぐ事はもってのほか、外出中には肌の露出を極力控えた服装を心がけ、カップルは公然の場での行動には配慮する事が必要です。

ここまでの話だけを聞いていると、ラマダン中にドバイに行くのはどうしようか……と思う方もいるのではないでしょうか。

最後にお話しするのは、ラマダンならではの楽しみ、日没後の『イフタール』です。
イフタールとは、日没の合図として打ち上げられる大砲の音(聞こえないところもある)を合図に始まる断食明けのディナーのことを言います。
最初になつめやしを食べ、タマリンドや杏子のジュースなどで空っぽ状態のお腹に優しく栄養を与えます。
その後は、種類豊富な野菜、肉、魚、ご飯類、デザートなど豪華なレパートリーのディナーを家族団欒でゆっくり楽しみます。

このような習慣から、ドバイ中のレストランではイフタールディナーを多く企画しています。
特にドバイならではの5つ星ホテルのレストランでは、豪華イフタールビュッフェやコースメニューを用意しているところが多く、ラマダンならではの伝統的なアラブ料理がふんだんに並べられます。
一流の5つ星ホテルでのビュッフェの相場は、150~200ディルハム(4,500~6,000円程度)程度。
ラマダン中なので、お酒やベリーダンスを楽しむことはできませんが、イスラム情緒にどっぷりと漬かりたい人には、一年の中で最高のシーズンと言えるでしょう。

イスラムの5つの柱のひとつ『喜捨』に関係する話として、ラマダン中は『喜捨』を心がける教徒が多く、裕福な家の前や公共の広場などに大きな『ラマダンテント』と呼ばれるテントが張られ、稼ぎが少なく恵まれない人たちに無料で『イフタール』を振舞う光景を目にします。 そのほか、大手スーパーなどではラマダン用寄付スペースが設けられ家庭の不用品やお金を寄付する場所が設けられていて、気軽に『喜捨』を行うことができるのです。

『ドバイで過ごす断食月ラマダン』は、いかがでしたか? 国際都市として世界に名を馳せたドバイですが、基本はイスラム教国。本来のドバイの姿を体験できるラマダンシーズンにドバイにお越しになる皆さん、きっと今までとは違ったドバイを発見できると思いますよ!

荒ビックコーヒーポット

2011.9

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今月は、当社が中東の総販売代理権を持つPEX Pipe(屋内水廻り配管用 架橋ポリエチレン管)用ワンプッシュタイプ継手のイラン代理店が参加した、テヘランの国際建設資材展示会の模様をご報告したいと思います。

人口7,500万人、アメリカ合衆国のアラスカ州にほぼ等しいその広大な国土(1,600万k㎡)と豊富な石油・ガス資源を有するイラン(正式にはイランイスラム共和国)の首都テヘランは周囲を突骨とした山々に囲まれ、パーレビ王朝の昔は「中東の小パリ」と呼ばれたこともある緑と水に溢れた美しい街です。
また昼間人口1,900万人、夜間人口1,100万人という一日の昼と夜で800万人も人口が移動(変動)するため街中はそれこそ芋を洗うような車の混雑で、早朝から深夜まで車の流れと騒音が絶えない大都会でもあります。

テヘラン国際建設資材展示会テヘランは日本の軽井沢とほぼ同じ緯度に位置する高原気候の街で、夏はさすがに昼間の気温は30℃近くになる暑さですが朝晩は涼しいくらいで、日中気温が50℃に迫る猛暑のドバイから来た私たちにはホッとするような快適な気候でした。
それでもやはりイスラム原理主義の戒律の厳しい国なのでお酒は飲めません。
(ドバイでは飲めます!)

今回の展示会はそのテヘラン市内の広大な敷地に建てられた28の展示ホール全てを使って、7月26日~29日の4日間に亘り開催された大がかりなもので、今年の展示会参加企業は1,800社、その内、管材関係は400社が参加、去年の13万人を上回る入場者が見込まれていました。

出展されている建材・配管製品は欧州、中国製が中心で残念ながら、日本製品はエバラのポンプを見るくらいの淋しいものでした。
当社の現地代理店のブースはホール12/13で、展示会会場のメインゲートからかなり離れた不便な場所に位置するため、初日はホールの来場者が少なく、この先どうなるかと少し心配されましたが、2日目からは様変わりで、ワンプッシュタイプ継手の洗練された質の高さと出展している数少ない日本製品であることが人気を呼んだのか、同じホールの中では私たちのブースだけに人が群がり、代理店のスタッフから製品の詳しい説明を受けたり商談を希望するお客様が列を作って順番を待つ程の大盛況でした。
代理店が事前に準備した2,000部のカタログが4日目の朝には全て無くなりお客様に配る資料がないという嬉しい誤算もありました。

最後に、今回のテヘラン出張を通じて
1. 色んな分野で中国製品が溢れていること
2. それでも質の高い日本製品にイランの需要家は飢えていること
3. 女性が男性に伍して仕事の第一線で活発に働いていること
4.他湾岸諸国と異なりインド人、パキスタン人をはじめとする外国人労働者 が殆ど見当たらず、基本的にイラン人が全ての分野で自ら働いていること
が印象に残ったことをつけ加えさせていただきます。

2011.8

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今回の「Monthly Report」は以前ご紹介したイタリアのメーカーへの最終出荷立会い検査の報告です。
この会社・工場については、以前ご紹介をしましたので省略致します。今回は商品出荷時の状況を報告致します。

ず、今回の確認目的は3点あり、1番目は前回の搬入時(イタリア~ドバイ間)に木枠梱包の破損(3ケース)が発見され、客先の現場へ搬入した時には品物が中からはみ出してしまった事です。
運良く、ケース内の商品には破損がなかった為、大きなクレームにはならず、「次回からは梱包を改善する様に」との客先からの指示のみで納まりました。この件については、次回からは木枠梱包の板厚を無償にて3倍にする事との客先からの要求があり、メーカー側は客先の要求通り、無償にて板厚を3倍にする事を了解しました。 

2番目は前回の船積みで船積み書類の発送遅延による、荷揚げ港(ドバイ)での商品受取が遅延した事です。
イタリア~ドバイは直行便(船)で約2週間、荷積み港から出航してから直ぐに書類を送付すれば1週間でドバイに着くはずが、前回は品物が到着しても書類が届かず、荷物が引き取れない状況でした。この件も出荷後即、書類を本社へは銀行経由にて、ドバイには直接宅配便にて送る事で確認し、逐次の連絡を入れる事を約束させました。

3番目は再度の納期遅延の回避です。契約では6月10日Cargo Readyのはずが、今回の最終搬入では月末まで伸びてしまいました。
メーカー曰く、ヨーロッパの原材料メーカーからの原材料が遅れた為と言い訳をしていますが、今後は二度と遅れない様、原材料メーカー(ドイツのミルメーカー)へ再度メーカー側の事務所から直接コンタクトをして、確認を取りました。

以上、3点についての確認は詳細に詰めてはきたものの、まだ多少の不安は残ります。
今後のヨーロッパのみならず海外のメーカーへの商品発注については、客先とメーカーの間に入る当社の商売では、不利な立場にならない様、また中間商社として客先・メーカーからの一方的な押付けを回避する為に、両サイドに対し、こちらの要望、要求また多少の無理が言える関係を築きあげる事が重要な事と再認識をしました。

今回は最終的にはメーカーの納期遅延については客先が認めてくれ、メーカーも納期遅延を謝罪し、当社からの注文を最優先して作業を進める事を約束し、大事には至りませんでした。
しかし、今後はより一層、常に客先の現場状況とメーカーの生産状況を把握し、継続的な状況報告を両社へ行う事で、中間商社としての業務をスムーズに遂行出来ると考えます。
海外支店での商売では客先、仕入先共に新規会社との付合いが多くなる為、最初の取引の際には必ず、両社への訪問を行い、膝を突合せた、打合せや交渉を必ず行う事も併せて重要な事と思いました。


2011.7

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今月は2022年のサッカーワールドカップ開催に向け、1,500億ドル(約12兆円)ともいわれる予算をかけ、12のサッカースタジアムをはじめ、道路、港湾、地下鉄、ホテル等数々のメガプロジェクトの建設計画の実現に向け大きく舵を切り、サウジアラビアと並んで中東で今最も熱い市場として注目されているカタールで建設が進められている“New Doha International Airport Project(NDIA)”についてご紹介したいと思います。

NDIAは現在のカタール空港の東側に隣接した22K2の埋め立て地に4,850mという 世界でも最長の部類に入る滑走路、80m超の管制塔、510,000㎡の乗客ターミナルビル、最新鋭のAirBus A380(6機)他100機の航空機の駐機場を備え、2015年の最終完工時には年間320,000機の航空機と年間5千万人の乗降客、年間2百万トンの貨物を捌くことが可能な世界でも最大級の大空港を建設しようというもので、2004年に工事着工、2012年に一部開港を予定しています。
この空港には1日75,000食の機内食を供給可能なCatering 設備も建設されます。

施主はNDIA Steering Committee、Main ArchitectはHOC International(U.S.A), Main Consultant はBechtel (U.S.A)で30社を超すMain Contractorsが現在活発に 工事を行っており、日本の竹中工務店さん、大成建設さんの2社も2012年にオープンを予定されているターミナルビル工事のMain Contractor として頑張られています。
私たち管材センタードバイ支店ではこの1大空港プロジェクトに何とか各種配管材料を提供すべく現在仕込み中です。

このNDIAプロジェクトについての詳しい情報は次のサイトでご覧になれます。
 ・NDIA Site :ndiaproject.com
 ・wikipedia.org
 ・YouTubeのNew Doha International Airport 画像検索
 他
2011.6

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前々回の“Monthly Report”で御紹介した日本管材センター(株)ドバイ支店の中東で初めての代理店S社を、訪問時の約束に従い、同社のセールスマンに対する技術講習会を兼ねメーカーの副社長、営業担当者を案内し、再訪した様子を今回はご紹介したいと思います。

今回も前回同様ドバイから飛行機に乗り約2時間15分のフライトでテヘラン・イマムホメイニ空港に到着。前回はテヘランからS社のあるイスファハンまで約600Kmの悪路を車で5時間かけ移動し、疲労困憊した苦い経験の反省から、今回は国内線の飛行機を利用すべく、イマムホメイニ空港からイスファハン行きのフライトの出るメヘラバ―ド空港までタクシーで移動しました。
テヘランの市街地に近づくにつれて車の数が急に増える中、少しでも隙間があると見れば急加速して突っ込み、毛筋一本ほどの車間距離で先行車を追い上げ、車線など無きがごとくに自由自在に割り込み・追い抜きをかけるその神業的運転振りに我々の身体は硬直しっぱなし。冷や汗の連続で漸くメヘラバ―ド空港に到着した時には早くも疲労困憊、喉はカラカラ。

空港に早く着き過ぎたため、チェックインカウンターも開いていません。冷たい飲み物でも買おうと空港内の売店でUAEディルハムを出すと受けて貰えず。空港内に2つある銀行でも換金して貰えず、途方に暮れていると、見かねた空港の手荷物検査の職員が「どうかしたか?」と近寄ってきて、事情を聞くやわざわざ空港の外まで付いてきてくれ、見るからに闇の換金屋らしい人物を呼んでくれ、無事イランリアルに換金。くだんの売店に取って返し、漸く3人とも冷たい飲み物でのどを潤すことができました。

その後、1時間待っても2時間待ってもチェックインカウンターに人の姿がなく、出発30分程前に別の離れたカウンターでチェックインを開始していたのを見つけ、慌ててチェックイン。
ゲートと思しき所に行っても行き先の掲示もなく、おとなしく待っている他イラン人乗客と一緒に不安を抱えながら待合室で待機すること約1時間、結局予定より1時間遅れで飛行機は出発。

duvai前回テヘランから車で移動した時とほぼ同じ時間帯のイスファハン到着となりました。
空港でS社の社長秘書と営業担当顧問の出迎えを受け、イスファハンの歴史を感じさせる古式ゆかしいホテルにチェックイン。
ホテルで休息の後、S社のオフィスを訪問。
夜の8時近い時間にも拘わらず大勢のスタッフと名前入りの歓迎の垂れ幕の出迎えを受け、全社一丸となって販売に賭けようとする大きな意気込みが感じられ感激。

翌朝は8時からS社のオフィスで同社の男女スタッフ約20人を集めてプロジェクターと白板を使い講習会を開催。
S社スタッフの熱心な受講ぶりに講師陣もついつい熱が入り、4時間に及ぶ講習となりました。
duvai
午後からS社の会長・社長の案内でイスファハン最大の投資会社兼ディベロッパーを訪問。
プレゼンテーションを行い、好評を博した結果、帰りには特別な御客にだけ渡すという大きなイスファハンの写真集を御土産に頂きました。

再びS社に戻って、今後の広告宣伝活動計画に関し、社長と打ち合わせたあと、社長が用意してくれた大きな鉄板の工芸皿と、前回に倍するイランの御菓子の詰め合わせを御土産にもらい、夕刻のドバイ行きの便に乗るべくS社を後にしました。

duvai

今回も日本人も顔負けのイラン流のおもてなしの心と御土産に満たされた旅でした。

2011.5

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当地(ドバイ)においても、日本人会を中心としてさまざまなところで被災地の方々の救済や被災地の復興に少しでも役立ててもらおうと義援金の受付け等の活動をしております。
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

今月のドバイMonthly Reportはドバイモールを紹介させて頂きます。

ドバイモールは2008年10月30日に世界最大のショッピングモールとして開業しました。
総面積は約111.5万平方メートル(サッカーコート50面分)あり、店舗は1,200店舗が入居し、2つの大型有名デパートや水族館、ゴールドスーク、アイススケートリンク、SEGAテーマパーク、キッザニア、ウォーターフロントアトリウム、22の映画館等があります。

最寄駅からも近く、歩いてドバイモールへ行くことができます。(駅からはフィーダーバスも随時出ているのでとても便利です。)

周辺には世界一の高さを誇る‘Burj Khalifa’もあり、観光地候補No.1となっております。
それではドバイモール内を紹介させて頂きます。

ドバイモール内

UAEの首長国のひとつであるドバイは貿易の中継点として世界中からブランドが集まり、なおかつフリーポートの為、消費税のかからないことから‘買い物天国’とガイドブックでも紹介されております。

ドバイモールの有名ブランドが集まっているエリア

毎年、夏・冬の2回ショッピングフェスティバルがあり、その期間は50%~80%OFFのセールが実施されるほか、高級車や金1kgが当たる抽選会などの催しが国全体で開催され、各国から観光客が集まりとても賑わいます。

次にご紹介するのは、ドバイで唯一日本の書籍を買うことが出来る‘紀伊国屋書店’さん。こちらも同モール内にあります。

ドバイの紀伊国屋書店さん
店内は6,000平米のフロアを持ちとても広く、世界中の書籍を取り揃えてあります。勿論日本の書籍も充実しており、ドバイ滞在の日本人にとっては貴重な店舗となっております。価格は日本の2~3倍ぐらいです。店舗内には‘Kino’s Café’も併設されており、ここでは抹茶などを味わうことが出来ます。

地下にはスーパーマーケットもあるのでショッピングを楽しんだ後に、夕飯の買い物等もこのモールで出来ます。こちらのスーパーマーケットは豚肉の取扱いがあるのでとても便利です。ドバイはイスラム圏ですので、豚肉がおいてあるスーパーマーケットは限られており、とても貴重です。

次にご紹介するのは、世界一の高さを誇る‘Burj Khalifaの展望台’の紹介です。
展望台への入口である“AT THE TOP”も同モール内にあります。

Burj Khalifaの展望台

以前はチケット売り場に行って直接予約しなければなりませんでしたが、最近はネット予約も出来るようになり、便利になりました。
それでは展望台から見たドバイの街をご覧頂きます。
展望台からみたドバイの街

次にご紹介するのは水族館。この水族館は入場料を支払わなくても遠目から一部のみですが見ることが出来、この巨大な水槽の中には33,000匹の海洋生物がいるとの事です。長さ50×幅17×高さ11mの巨大な水槽と世界最大の観察パネル、270゜の水中トンネルを持ち、サメの数も世界最大規模というから驚きです。

水族館
なんでも‘世界一’が好きなドバイ…。このアクリル板は日本の会社(日プラ)のものだそうです。

その他はオリンピック規格のアイススケートリンクや珍しいものでは‘金の自動販売機’なども同モール内にあります。


アイススケートリンク&金の自動販売機

又、フードコートやレストラン、カフェが120軒ととても充実しており、屋内外で食事を楽しむことが出来ます。

カフェ

この様にドバイモールはとても広く、設備も充実しているので1日中楽しむことが出来ます。
また周辺にはArmani Hotel, Al Murooj Rotana Suies Hotel, The Address Hotel, The Palace Hotelなどのホテルもありますので今、1番注目のエリアとなっております。

2011.4

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今回はイランの新規取引先と契約を交わすにいたった経緯を以下簡単にご紹介したいと思います。

イランの一般の人達は冗談好きで親切且つ勤勉な人達が多く、他のイスラムの国と比較しても女性の社会進出が格段に進んでおり、その点では日本・欧米と変わりません。またイランには親日家も多く、街を歩いていると、「コンニチハ」「ゴキゲンイカガ?」等と声をかけられることも少なくありません。
イランの国土は日本の4.5倍、人口は75百万人と中東最大の人口を抱え、豊富な天然資源(石油・ガス)を背景に鉄鋼・石油化学・自動車・家電等産業が発達した中東最大の工業国であり、Kanzai-ドバイにとってもイランは今後、最も重要な市場の一つであることは疑いを容れませんが、これまで殆ど商売上のとっかかりが無く、手つかずのまま放置されてきた市場でした。
昨年11月末のドバイの国際展示会-Big5Exhibition-に例年通り、Kanzai-ドバイもブースを持ち参加、展示したところ、今回はお客様の反応も良く、中東各国から引きも切らず当社のブースに訪問があり、イランからも4~5社の会社が訪れてくれました。その中の1社であるS社(PPR管製造メーカー)からメールでコンタクトがあり、Big-5で当社ブースを見て非常に興味を持ったとのことでした。 その後、何度かメールをやり取りしている中で、信頼に足る相手先であることが確認できたので、同社の勧めに応じ、金子所長と共にイスファハン本社を訪問することにしました。

同社の本社・工場のあるイスファハンは人口160万人、テヘランの南340KM、イランのほぼ中央に位置する3千年の歴史を持つ美しい街です。ドバイから直行便が週2便しかないため、まずテヘランまで飛行機で飛び(飛行時間2時間10分)テヘランから車でイスファハンに移動(約5時間)することとしました。2月14日朝5時起きの眠い頭でドバイ発朝7時50分のエミレーツ航空に飛び乗り、イマムホメイニ空港に到着、空港出口で思いがけずS社の社長のバラの花(各人に1本でしたが)付きの出迎えを受け、社長自らが運転する車でイスファハンに到着。丘の上の見晴らしの良いレストランでイラン料理を軽くご馳走になった後、イスファハン郊外の工場に17時過ぎに到着。会長、工場長の出迎え、案内でPPR管の工場(工場敷地約2,000M2、PPR管、PE管製造、工場従業員45名のこじんまりした工場)を見学後、市内のオフィスに移動、19時過ぎから愈々 社長と英語の通訳を介して契約交渉を開始。あらかじめ用意して行った契約草稿をもとに当方は1条毎に解釈説明―S社 側の反対提案―当方の反論と言ったやり取りにより、一つ一つ合意を積み上げ、気が付いたら夜中の23時前。

翌日は朝8時から再びS社のオフィスで交渉再開。当日のドバイへの帰国便がテヘラン発21時のため遅くとも14時にはイスファハンを出発しないと間に合わない。交渉を何とかまとめる方向に持っていこうとしても、S社側の通訳の不手際でややもすれば議論があちらに飛んだと思えばまたこちらに戻るといった具合で、当方がついつい声を荒げる場面もありましたが、漸く御昼過ぎに交渉が妥結。
急遽、契約書を作成し直し、当方は金子所長、S社側は社長が契約書に調印、それぞれ握手を交わしながら契約書を交換する場面を写真に撮ったのが13時前。
それから皆で世界遺産のイマーム広場の傍らのバザール(市場)の中にある古い歴史のありそうなレストランで再びイランの伝統料理をご馳走になる。重い真鍮製の花瓶(?)とイランの甘~いお菓子を沢山詰め込んだ大きな袋のお土産をいただき、帰りも車でテヘランに到着。テヘラン発21時のエミレーツ 航空がドバイに到着したのが23時50分、漸く家に辿りついたのが翌日の01時半過ぎという何とも長~い疲れた2日(3日?)間の出張でした。

金子所長はそれ以来今日まで指痛と腰痛に悩まされるというお土産までも貰いましたが、Kanzaiドバイ店はこれで何とか懸案のイラン市場進出の足掛かりをイスファハンに確保することができました。 S社は従業員72名(本社従業員27名、工場従業員45名)、イラン国内PPR管メーカー30社中Top3に入るメーカーで、当社の商材の販売には新たに10名のセールスマンとSE1名を充ててくれることでも彼らの熱意のほどが感じ取れます。
真面目でまだ若いS社とこれからじっくり時間をかけて協力しあいながら、イスファハンからテヘラン、テヘランからイラン全土にKanzaiの商圏を広げてゆきたいと思っています。

次に新規開拓を狙う市場はシリアとヨルダンとカタールです。

2011.3

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ドバイマラソン今回は1月21日に行われたドバイマラソンについてレポート致します。

灼熱のイメージが強いここドバイでもこのシーズンは一年中で最も良い季節と言われてます。
みんなが「待ってました」かの如く、街中のレストランの屋外テーブルが満席になります。

日中は相変らず、30度を越える気温も朝夕は20度前後、時にはそれ以下になります。
この最も良い季節の1月に毎年ドバイマラソンが行われます。
毎年休日の金曜日に行われ、昨年は1月22日に、今年は1月21日(金)、行われました。
スタート直前
日ごろ運動不足の中年の私にとっては、運動開始のいい機会です。
この日を目標に普段から準備をしている者、また毎年マラソンが終わったその時だけ、「さあ~来年のドバイマラソンに向けて明日からトレーニングだ~~」と言う者、など等、現場では様々です。

私は昨年も今年も参加しました。
コースはフルマラソンの42.195kmと10km、それにFun Runと称する3kmの4コース。
昨年3kmに参加した私は、昨年ゴールした瞬間に「さあ、来年は13kmコース0kmだ」と意気込んでいながら、今年も3kmのコースにエントリーしました。

フルマラソンは公式記録として認められる為、世界中から招待選手が参加します。
昨年のフルマラソン優勝者の記録は2時間6分台、今年は2時間7分台でした。

私が参加した3kmコースは家族、夫婦、友達、同僚、などの参加者が多く、スタートからゴールまで和気藹々とした雰囲気でした。
「記録より楽しく走りましょう」がモットーで如何に楽しむかです。
仮装した人や、乳母車を引いた夫婦、同僚同士で同じTシャツを着ている人、ちょっとお洒落なランニングウェアーを着た人、様々な楽しみ方を満喫しているようでした。
ゴール
今年も昨年同様、3kmコースのゴールに入った瞬間、私は「よし来年は10kmコースにエントリーするぞ!」と、心に誓いました。
来年のエントリー時期が楽しみです。





2011.2

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今回のマンスリー・レポートはイタリアのメーカー(ボルト・ナット・ワッシャー)の紹介です。

現在進行中のアブダビの浄水場案件用、ボルト・ナット・ワッシャーのメーカーが、当社の提案・推薦メーカーの一つであるイタリアのメーカーに決定しました。それに伴い客先からの材料手配の依頼が入り、早速メーカーの工場施設のチェックと発注時の詳細打合せの為にメーカーを訪問しました。
場所はイタリア北部に位置するミラノ市近郊のマルペンサ空港から車で約15分程度の所です。
訪問前には工業地帯の一部と聞いていた為、いわゆる日本の工業地帯を想像していましたが、着いてビックリ、工場の回りは山々に囲まれ、まだ自然が多く残っている片田舎で、閑散とした場所でした。

今回、発注予定のボルト・ナット・ワッシャーは、サイズも幅広く、サイズも大きなものが多く、最終総合計で100トンを越します。
訪問当日はメーカーの社長も同席し、社長の息子(管理責任者)を含めて担当者2名合計4名で終日打合せをしました。その後、工場見学をしましたが、工場内は整然としており、殆どの商品は機械加工で、工員の数も少なく、生産棟内で実際に作業をしていた工員は10数名程度でした。商品の在庫棟、原材料の管理棟でのスタッフも数人程度で管理していました。今回は時期的に殆どの従業員がクリスマス、新年の休暇中で、スタッフ全員揃ってないとの事でしたが、少人数で無駄のない会社(メーカー)との印象を強く感じました。日本で言う所の町工場を少し大きくした程度の企業(メーカー)です。訪問前は大企業を想像していたので、このメーカーが権威ある、あのアブダビ水道・電力省(ADWEA)のベンダー・リストに載っている承認メーカーである事に少し驚きを感じました。多分、承認用資料の作成と承認の取り方を熟知しているものと思われます。
今後も、海外メーカー調達が不可欠な当地に於いては、調達範囲を広げるべくあらゆる国のメーカーへのコンタクトを引き続き進めていきたいと改めて感じました。

2011.1

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Big5 皆さん、こんにちは。日本は師走に入り本格的な冬に差し掛かっていることと思います。
(UAEも朝晩は非常に寒くなってきました)

今月はここドバイで行われた建設業界向け国際展示会「Big 5」についてお話致します。
Big 5とはドバイで20年以上開催されている中東最大の建設業界向け国際展示会のことです。

今年は71カ国、2500社が出展しており、建設機械からドアノブまで様々な商品が展示されていました。お客様も世界中から来ており、まさに建設業界のワールドカップといったところでしょうか。
ちなみに最多出展国は中国で約470社でした。
中国のみならずイギリスやスペイン、ドイツなども国が全面的に支援し自国のパビリオンを作りPRしていました。各国の建設業界への期待が感じられます。
(※予断ですがBig 5の5とは世界5大陸という意味だそうです)

当社も在庫商品を中心に展示をさせていただき、ブースにも連日たくさんの方々に来訪いただきましたが、今年は昨年以上に、ビジネスに直結する可能性のあるお客様の来訪が多かったように感じます。


その主な要因は以下2点です。

ブースの様子1点目は、昨年とブース位置を変更したことです。
昨年は人通りの多いConcourse(通路)にブースを構えた為、来訪者自体は多かったのですが、ほとんどは何気なく通路を通った方、もしくは日本企業の出展にだけ興味を持った方だけで、商品説明まで辿り着くことは稀でした。

その点を解消しようと今年は会場内にブースを構えたことで客層が一変しました。来訪される方のほとんどが事前にブースに狙いをつけて回られている方で、来訪されるやいなや、自分たちの仕事をイメージしながら商品に関する質問をされたり、「是非代理店になりたい」などの要望がたくさん飛んで来ました。

2点目は昨年よりブースレイアウトにも拘ったことです。
ブースの様子プロモーションしたい商品をブース前面に置くことで商品を探していたお客様の目を引き、ブース内には来訪された方とじっくり話をするために、商談スペースを設けました。そうすることで「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、ブース前で商品に興味を持って頂き、そのまま中の商談スペースで商談することで、より現実的かつ効率的な話し合いの場が持てるというレイアウトも良かったのだと思います。実際に日々3-4件は商談スペースでの商談がありました。

昨年、今年とBig5に参加してこのような展示会も日々の業務と同じく日進月歩だなと感じました。
4日間の開催ですが、通る人の見ているポイントや、近くのブースレイアウトを参考にしながら対象となる方に来てもらうブース作りを目指して動きました。

私は展示会とは、展示しているブースを商品に興味のある方が見つけられるかどうかの確率論だと思っていましたが大きな間違いだと気付きました。 商品に興味のある方に向けたブース作りに拘ることで、自然と興味のある方が集まる事を身をもって体験し非常に勉強になりました。まさに「(商品に興味のある)人が(商品に興味のある)人を呼ぶ」状態は築けるのだという事を学びました。

最後に、カタールが2022年サッカーワールドカップの開催国に中東で初めて選ばれました。映像に写って喜んでいた人のほとんどがインド人でしたが、開催までの残り12年間、カタールはサッカースタジアムやホテルの建設ラッシュになります。今回のBig 5での商談に加え、このビジネスチャンスに乗じていけるよう精進して参ります。

2010.12

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皆さん、こんにちは。今月はアラブ首長国連邦(以下 UAE)の気候についてお話しようと思います。

中東地域といえば「砂漠」「暑い」という言葉が出てくるかと思います。大正解です!(車のワイパーは雨用ではなく砂用です。)

私もサッカー日本代表が中東で試合をしていると、試合よりも・・・あのサウナにでも入っているかのような汗とカメラに付着した湿気が気になって仕方ありません。(私自身が汗かきなので)

調べて見ますとUAEには「砂漠」「暑い」だけでなく、四季がちゃんとあるそうですが、私には特に春も秋も冬も感じられず、体感的には真夏とちょっとした夏の二季制です。ちょっとした夏は11月~3月中旬までで気温は25℃程度、湿度は70%。それ以外は真夏です。真夏の最高気温は日なたで50℃を越します。(サウジアラビアの砂漠地帯では85℃を記録したこともあるそうです)

真夏に外を歩こうものなら5分で汗びっしょり。10分で上述の日本代表状態です。
(タバコを外で吸うのも命懸けです。どうしようもありません!笑)

また、日本では季節の変わり目を桜や紅葉で感じとることができますが、UAEでは目ではなく身をもって感じることができるのです。

ちょうど今の時期が季節の変わり目ですが、朝方は霧で1m先がまったく見えず、日中は信じられない程の砂嵐に見舞われます。
duvai
UAEが夏の終わりを拒み、必死で抵抗しているかのようです。日本も季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、UAEでも湿気が非常に高く上述のような現象も起こるためより一層の体調管理が必要になります。

2010.11

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ラマダン中の飲食街今月のMonthly Reportは、中東と言えば必ず想起される「ラマダン」についてお話をさせて頂きます。

そもそも皆さんは「ラマダン」=「断食」だと思っていませんか?
実は私もそう思っておりましたが大きな勘違いでした。

ラマダンとはイスラム教を信仰する国(主に中東諸国、北アフリカ、パキスタン等)が用いるイスラム暦の第9番目の月の名前を指します。(ちなみにイスラム歴では今年は1431年です。)
イスラム教徒は約1ヶ月間、精神修養の為、断食を通し持たざる者の気持ちを理解し、持てる物への感謝をする精神を育みます。
中には唾さえも飲み込まない人もいるそうです。(誰も確認はできませんが。)
断食は、夜明けから日没の間までで、日没以降は多くのイスラム教徒が大食い選手権ばりに食事している光景を目の当たりにします。

補足ですが、イスラム歴には太陰暦による閏月の補正が無い為、毎年ラマダン開始日は変わります。
(2010年は8月11日でしたが2011年は8月1日の予定です。)
ラマダン月の開始、終了はイスラム教の長老が新月を確認しアナウンスしますが、天候や長老のスケジュールで確認出来なければ一日ずれる為、みんな1,2日前から「今夜か?今夜か?」とソワソワしています。

ラマダン中は、私達外国人もイスラム教徒同様、日中は屋外での飲食・喫煙禁止はもちろん、歌を歌ったり、人の悪口を言ったりすると警察に逮捕されてしまいます。
警察もラマダン期間中はお腹をすかせているせいか、一層取締りが厳しくなり、ちょっとしたことでも逮捕される可能性があります。
ショッピングモールもラマダン期間中は営業時間が夕方から深夜3時ぐらいまでになり、夜10時ごろ買い物に行くとまるで白昼のように子供が走り回り、人で溢れかえっています。これぞまさに昼夜逆転です。

ラマダンが明けるとそこから3日間は「イド・アル=フィトル(断食明けのお祝い) 」という祝日に入ります。
イスラム教徒は各国の名物料理を食べながら断食明けをお祝いし、外国人は数少ない祝日の為、近隣国へ旅行をしている人もいます。
イスラム教徒はまるで冬眠を終え春を待ち焦がれる動物のように一斉に表に出て来てそれまで溜め込んだエネルギーを爆発させるが如く遊んでいます。 これまでは道端でお酒に酔い潰れる光景も、時間に関係なく食事出来る事も、全て当たり前と思っていましたが、ここドバイで初めて宗教を主体とした生活を経験し、ある種の戸惑いと共に真剣に宗教を信仰する人たちを目の前に文化の違いを感じました。

ラマダン

中東は冬がオススメと旅行会社はPRしていますが、一度はこのラマダン月に旅行にいらっしゃるのも良い経験になるのではないでしょうか。日本では絶対に経験出来ないことがあなたを待ち受けていますよ!

2010.10

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今月のMonthly Reportは、今話題の「水ビジネス」におけるドバイ支店の活動をご紹介したいと思います。

中東諸国では、かねてより「水資源」が最も大きな国家的課題の一つとなっており、ここUAEでは年間降雨量が約100mm(東京は年間1500mm)とほとんど雨が降らない為、国民生活を保障する上でも生活用水の確保が急務になっています。

1900年代中頃より政府機関が中心となり、海水を淡水に変える「海水淡水化」プラントの建設が中東諸国で始まりました。
当社は、昨年来UAE内のAl Ainという地域における「Al Ain Water Distribution Network」プロジェクトにて鋼管を受注し、製造・船積みまでのコーディネートを担当しました。
これは政府系企業主導で、2009年から2013年までの5カ年で海水を淡水化しアブダビ首長国を中心に、主に家庭用水、農業用水として供給する一大プロジェクトです。

水とはいえ、広範囲に水を送り出すポンプと接合する鋼管ですので、価格競争力があり、水圧に耐えられ、かつ大口径(2200mm)の鋼管が必須条件で、それらを網羅出来るメーカーを探すところからすべては始まりました。
私自身このようなプロジェクトは初めての為、数え切れないほど失敗の連続でした。

海水淡水化ようやくトルコで製造可能なメーカーを見つけた後も、すべての作業が初物尽くしの中、トルコメーカーと、日本企業との文化的な違いによる様々なトラブルがありました。
そのような中、オーナーへの承認作業の為の書類作成、書類入手から顧客の様々なリクエストまで一つずつ解決していきました。

そして遂にさる8月22日、鋼管を乗せた船は一路サウジアラビアのコーティングメーカーへ向かったのです。
このプロジェクトは、UAE国内でも注目を集めており、それに参画し完遂した事は当社としても個人的にも大きな経験になったと確信しています。 また当プロジェクトは、国民の生活基盤を整える社会的意義もあります。

UAEのさらなる発展に寄与すべく参画出来た事を誇りに思います。 最後に、関係者皆様の御協力の下、無事完遂する事が出来た事を心より感謝し、これを良き経験として、今後も積極的な営業活動を行っていきたいと思います。

2010.9



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当ドバイ支店は
 1.海水淡水化等 水事業への配管材料販売
 2.PEX Pipe, ixPress Jointの拡販
 3.石油ガス関連産業及び建設工事用配管材在庫品(継手、フランジ、バルブ等)販売

の3事業を3本柱に日々営業活動を行っていますが今回は中核事業の1つ、PEX Pipe, ixPress Jointをご紹介したいと思います。
我々の扱うPEX PipeとはCross -Linked Polyethylene Pipe(架橋ポリエチレンパイプと呼ばれる樹脂管の1種)で主にビルや住宅の屋内の給水・給湯配管に使われます。

ixPress JointixPress Jointとは約8年前、大阪の継手メーカーである東尾メック株式会社によってPEX管用に開発されたプラスチック製継手で、
 ①特別な技術も道具もいらず、未熟練作業員でも継手を単に管に押し込むことで簡単に
  PEX 管に接合でき、大幅に配管工事の工期を短縮できる。
 ②接合するのに電気も燃料も要らずまた工事の残材も出ない環境に優しい継手である。
 ③25年間水漏れ無しのメーカー保証付きである。
という点にその大きな特色があります。

ただこのixPress JointはどのPEX管にも接合可能という訳ではなく、東尾メックがこれまで承認したBlansol社(スペイン)とGPCI社(U.A.E)2社のixPress PEX PipeをixPressJointと組み合わせたシステム商品として我々は中東市場への拡販を狙っています。

欧米や日本では屋内の給水・給湯配管材として近年はPEX管が主に使われるようになってきていますが、ここ中東では屋内の給水・給湯配管としてはPPR管(ポリプロピレン管)が依然、その廉価さから主に使われています。

PPR管と継手の接合には電気溶接方法が使われるのが一般的ですが、その溶接にはかなり高度の技術と経験が必要とされます。熟練溶接工の確保は難しく、その労賃も高く、PEX Pipeと比べ数多くの継手が必要とされます。また継手と管の溶接に時間がかかることから配管工事が長期化し、未熟練溶接工が行った工事では水漏れ事故が多発する等の理由から日本では今やPPR管はほとんど使われなくなっています。

 D-1 Towerしかしここ中東では効率性や商品としてのサービスや製品の質よりも価格の安さが優先され、インドやネパール、バングラデイッシュ等のアジアの国々からの出稼ぎ労働者の賃金も安く、水漏れは当たり前という状況です。

継手の価格は高くても効率的な施工で工期の大幅な短縮を実現し、トータルの工事費を削減でき、水漏れの無い質の高い配管工事を可能にするPEX Pipe+ixPressJoint配管システムの特色がなかなかストレートには理解されず、営業活動に時間がかかっています。一方、この新商品の良さを理解してくれるお客様の数も少しづつとはいえ着実に増えてきており、これまでドバイでは現在工事中 の80階建高級集合住宅のD-1タワープロジェクト、カタールではドーハ市郊外に建設中の国立会議場プロジェクトと、2件の大型物件を受注しています。

実際にPEX Pipe+ixPress Jointの配管システムをD-1 Tower Ceiling Piping施工していただいているお客様にはその施工の簡単さ、質の高さには勿論、私たちドバイ支店のお客様本位の細かいアフターサービスにも非常に満足していただいており、お客様の満足が私たちの大きな励みになっています。

PEX Pipe+ixPress Joint配管システムは非常に良い商品であり、近い将来、欧米諸国や日本の様にここ中東でも我々のこの商品が広く受け入れられ、中東の人々の生活の質の向上に少しでも貢献でき、お客様に喜んでもらえる日が来ることを確信してこれからも営業活動を続けてゆきます。

来月は「水事業」をご紹介します。


2010.8

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最初のReportとして、ドバイ支店のご案内をしたいと思います。

ドバイ支店1971年にアラブ首長国連邦は英国から独立しました。同国は7首長国で構成される連邦国家です。
その中でドバイ首長国は、早くから石油資源の枯渇に備えて産業多角化を図ってきました。
その受け皿としてドバイ政府は、1985年、ドバイ市郊外にジュベルアリ・フリーゾーンを設立、身元引受保証人が不要なことや、100%外資の承認、外国企業への優遇税制などが魅力となり、海外企業の進出が急増しました。

同フリーゾーンは湾岸地域の物流拠点として定着しています。2006年の同フリーゾーンへの進出企業は5,500社を超え、現在ではシャルジャ、アジュマンなど他の首長国でも多くのフリーゾーンが建設され、外資誘致の取り組みに成功を収めております。ドバイは中東のソフト開発拠点を目指す「ドバイ・インターネット・シティー」、中東における情報の集積・発信基地として「ドバイ・メディア・シティー」、総合金融センターを目指す「ドバイ国際金融センター」など、様々な産業誘致にも積極的に計画・実行を行っております。

2007年5月、このジュベルアリ・フリーゾーンにKanzaiはドバイ事務所を開設いたしました。
ドバイ事務所は中東を管轄する目的で、
〔日本管材センター株式会社 中近東支店(Nippon Kanzai Center CO., Ltd. Middle East Branch)〕
として会社登記をいたしました。

ドバイを拠点に中東地区でのビジネスを展開すると共に、アジアと欧州の文化の交差する中東で建築業界のグローバルスタンダードを学びつつ、ここ中東に類の無い、お客様のサービスと、新しい事へのチャレンジをモットーに、Kanzaiブランドを広めて参ります。


2010.7

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